ネット上でいろいろと情報を調べるわけです。2chあたりのログも、mixiの銃やら猟やらの話も見る訳です。今まで何も知らない状態から、興味を持って調べるわけですから、それはもう結構、詳細な事まで知っちゃう事になります。もうかなり解ります。銃を持ってる人のblogはあるし、警察だって県だって、銃や狩猟免許について公式にサイトに書いています。(狩猟関係を検索するとゲームのモンハン系がヒットしまくるのに閉口しましたが)
しかし、ネット上に書かれていない事があります。
・診断書を貰う病院は具体的にどこがいいのか
・書類を提出する先の警察担当者がどんな人なのか
・銃砲店の人がどんな人なのか

私は完全にネット上から銃&猟の世界に入りました。リアル知人はゼロの状態からのスタート。日頃からネット上からの情報に慣れている自分にしてみれば、検索してヒットしない事柄を調べたり、確認することが非常に苦痛です。
銃や猟の世界はネット上からの情報収集は一通り出来ますが、それだけではスムーズにことは進まず、十分に楽しむ事も難しいです。(これは後にひしひしと感じることになります)
まず、診断書をもらう病院です。精神科がある病院で診断書をもらう事になっていますが、銃を所持する為に必要なので診断書を下さいとそこらの精神科がある病院に行っても、はいそうですか、と診断してくれるとは限りません。そもそも銃の為に診断書を書いたことがある医者も少ないようです。
これはほんの数年前までは、医者であれば歯科でも美容整形外科でも良かったらしく、すさまじいザルだった為に最近、精神科がある病院からの診断書になった事も関係しているようです。
速やかに診断を下せて、かつ安価に診断書を出してくれる病院を知っているのは、銃砲店の人です。もちろん、すでに銃を持っている人は知っているはずですが、自分が住んでいる地域の人にネット上でめぐり合えるとは限りません。よって、これは銃砲店に行かないと知ることは出来ません。銃砲店で聞けば、恐らく数千円と少しの時間で診断を下せる病院を紹介してもらえます。
適当に精神科のある病院に行くと、ウン万円かけて、脳波や心電図をとったり、配偶者や家族の面談を数日に渡ってやったりといった事になりかねないので注意しましょう。

そして次は、担当の警察官についてですが、どんな人なのかよく知っているのも銃砲店の人です。「銃なんて持たない方がいいよとか、面倒だよとか、出来るだけ銃を持たないように意地悪な事をいう人もいるらしいと聞いた事があるんですけど、どうなんですかね」と言った話をすれば、担当の警察官の攻略方法を教えてくれると思います。本来、銃の申請というものは、書類さえしっかりとそろっていれば、審査してくれるはずなのですが、そこは地域の安全を守る警察ですから、怪しい人物には銃を持って欲しくないと思うのは当然でしょうから、書類を受け取る担当者に嫌われないようにしておく事はまあ重要です。
私は実はここでちょっとしたミスというか時間を無駄にしてしまいました。銃を手にするための行動の第一歩が警察で話をするというところから始めてしまったのです。なんというか警察からすると私は銃&猟をする人間としてはイレギュラーな感じの人間だったのです。警察が考える銃を持つ人間とは、友人、先輩や親戚に誘われて銃で猟をする。学校や特定の団体で競技、スポーツをする為に銃を持つ。といった人達が大半な訳です。そこに私は、ネットで見てーヒヨドリ喰いたくてーネット通販で銃買ってー猟友会?友人?先輩?親戚?銃砲店?誰も知らない、いないです、銃を持つための手続きを始めたいので書類下さいと、警察に行きました。
警察からすれば、なんか変なのがきちゃったよ。。。という感じだったんでしょう。たまたま見た目が善良そうな市民風だったので、不審人物のレッテルは貼られませんでしたが、ネット?通販?意味がわからないといった表情で、猟の先輩も友人もいないという話に至った時には、こいつはなんか変だぞと思われた表情を感じ取った私は、まだ良くわかってなくて~xx銃砲店で相談してきますねと地元銃砲店の名前を出して話を切り上げました。xx銃砲店の名前を出したところ、うんうん、xxさんによーく話を聞いて来いとなったので、話を切り上げました。
担当の人の「んん?インターネット?」と言った時の顔が、「お前、犯罪予備軍だろ」って顔になっててちょっと怖かったです。。。ハングリーハンターというサイトがあって、それを見てうんぬんという説明をしようと思ってたけど、即空気読んで話を変えました。
まあ悪い事をしようと思ってる訳じゃないので、警察に先に行って話を聞いても良いのでしょうが、心臓に良くない(たぶん警察の人も)ので、まずは銃砲店に行きましょう。

銃砲店の方がどんな人かと言うこともちょっと重要だと思います。きっと自分がやろうとしてる事に近い事をやっている銃砲店で話をじっくり聞いた方がいいです。クレー射撃やライフル競技で好成績を狙っている人はやはり競技者の方がやっている銃砲店が良いですし、猟がやりたいなら猟をやっている人、所属している猟友会があるなら、そこで推奨している店などに行って話をした方が良いです。
こういうことは銃砲店のサイトがあったり、関係雑誌に広告があったりすればある程度はどんな店なのか解りますが、やはり訪ねて見ない限りよくわかりませんね。お店に行ってみれば、xxやりたいなら、あっちの銃砲店がいいよと教えてくれる事もあるかもしれません。

と言うわけで、銃を持つためにwebでいろいろと調べて頭でっかちになったら、次は銃砲店に行きましょう。銃砲店も商売ですから、銃を持つために様々な協力をしてくれます。ネット上の銃砲店で通販利用するから近所の銃砲店に用は無いと考える人もいるかもしれませんが、弾やちょっとした用品などを手に入れるために足を運ぶこともあると思いますので、行っておいて損は無いです。品揃えを確認しておけば、慌てて買いに行ったけど、欲しいものがないという事も防げますし。

銃の世界、猟の世界について、今までなんの関心もなく、接点も何もなかったので、見るサイト全てがとても面白い。
ファーイーストガンセールス
WN Rod
CTC GUN
眉唾銃砲店
狩猟大全集
狩猟の部屋 - 趣味友遊
ぶるとんジルの猟日記
豆鉄砲の日本で2番目にいい加減なエアライフルハンティング

リンク貼るだけのつもりが、あちこち読み返してしまって、すごい時間を潰してしまった。。。
まあ興味持った当初は、検索して読んで読んでで毎晩、遅くまで時間かけてました。
一通り、webで情報を得て、銃や狩猟免許取得へ動き出すわけですが、まあ手続きが面倒な訳です。それはあちこちのサイトでもご存知の通り。せっかくblogを書くので、私個人の話も次回に書くとしましょうか。
普通のサラリーマンが猟師になった話を書くよ。
猟師と言っても職業ではなく、趣味です。
狩猟鳥獣を取り、肉にして食べます。

そこらにいる動物を食べてみようと思ったきっかけは、猟友会のオジサンが熊、シカ、イノシシが増えているのに、猟友会には若手が少ない、将来、自然や畑などはいったいどうなってしまうのか。。。とニュースで話をしているのを見て、検索をして、各種サイトを巡回している時に出会ったサイト「ハングリーハンター」を見てからです。
又、近江屋さんのサイトに、「狩猟をやってる人にしか味わえない」というヒヨドリの肉について書いてあった事。個人的に、何々をやってる人しか味わえないという殺し文句に非常に弱いので、強く惹かれてしまった。
よっしゃ、なんとか手続きをして、ヒヨドリをゲットするのだ!
まずはwebで情報収集だ!と思い立ったのが、2010年10月上旬の事でした。