【GW武蔵上州攻めチャリ旅_2024.5】day03_3 | 果てない空と追いかけっこ

果てない空と追いかけっこ

果てない空を追いかけてて、自由気ままに自ら地図を広げる。
日本は捨てたもんじゃない。自慢できる日本を発見するフーテンの旅。
世界を語るより、まずは日本を語ろう。自分の目できちんと確かめて。

 昼の12時半、埼玉県の長瀞手前あたりで昼メシを済ませた。長瀞までスッと走った。ここは、観光客でごった返しているからスルー。何度か来たこともあるしね。

 

 

 この旅のルーティーンである『昼メシの後の昼寝』をしたい。秩父へと南下する途中で、愉快そうな公園を見付けた。芝生もあるし、こりゃいい。木陰にブルーシートを敷いて、1時間ほど昼寝をした。

 

 

 本日はもう、野宿ポイントに行くだけだ。1時間ほどで、秩父に到着。ここは数年前に一泊旅行しているから、秩父も長瀞同様にスルー。そのまま飯能へと抜ける道を進んだ。

 ここがまたねぇ、ずっと登り坂なのだよ。 ハアハアゼエゼエと、7キロほど登り坂を走り、『道の駅』にやっとこさ到着。もうダメ、休憩だ。疲れた疲れた。疲れたときのコーラは、疲れを一気に吹っ飛ばしてくれる。と、束の間、その疲れが一気にぶり返した…。

 サッと、血の気が引いた。ここまで来るのに、秩父の街から7キロもの坂道を登ってきたっていうのに…。まさか、こんな場所でパンクするとは…。どうすんだよこれ。

 本日は、すでに80キロも走っている。そんな状態でのこの最悪アクシデント。まあ、この性格の持ち主だ。大丈夫だろうと腹を括り、素早く行動に移した。しかしこれがまた、なかなかうまくいかないのであった。「なんくるないさ〜精神」が仇となった。

 『道の駅』のスタッフにここら辺にパンクを修理する場所を聞くが、「秩父駅まで戻らないと自転車屋さんが無い」とのこと。そりゃそうだよなあ、ここは山のど真ん中なのだから。しかし、いまさらまた7キロ先の秩父駅に戻る気なんかさらさらない。マジで、どうしよう…。