午前9時に別府駅近くのホテルをチェックアウトした。分刻み行動である。すぐさま別府駅のロータリーに移動し、午前9時ちょい過ぎの大分空港行きの高速バスに乗った。
今回の旅は2泊3日の旅ではあったが、マイルポイントを使った安旅であるため、実質行動1日の旅であった。名残惜しく、バスの車窓から流れゆく大分の景色を目に焼き付けた。
1時間ほどで大分空港に到着。東京行きの飛行機は昼の12時半の便である。2時間ほど時間に猶予がある。まずは、朝メシを食べていないので、空港内の飲食店に入った。
とりあえずは、ビールでカンパイ。料理が来るまでに、ハイボールも追加した。しっかしまあ、この旅ではよく飲んだもんだ。まあ、九州ならではの焼酎の誘惑には勝てなかったのだがね。ようやく大分名物『とり天うどんセット』がやってきた。この大分の旅を振り返りながら食べた。
飛行機の出発時間まで1時間半ほどあるので、妻を残して空港周りへと散歩に出掛けた。空港横はすぐ海なのである。なるべく海に近づくように散歩した。天気もいいし、散歩日和である。これもまた、名残惜しく散歩したのでありました。ジッとしていられない性分がそうさせた。
1時間ほど散歩し、空港に戻った。そして、昼の12時半に飛行機に乗った。そして、大分の地を離れていった。ありがとう、大分別府よ。
1時間半ほどで東京へと到着。早いもんだよね、飛行機は。吉祥寺駅行きの高速バスに乗った。吉祥寺駅に着き、電車に乗り自宅がある荻窪駅に到着。帰りは、あっさりとなるんだよね。
2泊3日の『大分県別府の旅』。実際1日半の制限された旅であったが、そこはワタシの力量が発揮した。「どう旅を楽しむか」を熟知している。地元の人とたくさん触れ合い、時間を余すことなく地元にどっぷりと浸かった。うちらなりの旅の楽しみ方は、今回も功をなした。
このコロナ禍のせいで、4年振りとなった飛行機旅。「やっぱり旅はいい」との結論に当たった。九州の甘辛い醤油の匂いに焦がれて焼酎をたくさん飲みました。いい旅だったあ。
ー完ー