信号が目の前で赤になったり、やろうとした事を始めた瞬間に電話がなったり、休憩しようと座ったタイミングで呼ばれたりすることが最近とても多いです。
こんなことがある度に、「またか」と絶望的に感じてしまいます。
自分の思い描いた道が逸れると途端に全てのやる気をなくしてしまうのです。
こうなってしまうと、もういけない。
「何で僕がやることは全て邪魔されるのか」
「世界が僕の敵になっているのか」
等とけっこう壮大なスケールで考えてしまいます。
アランの「幸福論」という本には
しあわせだとか、不幸だとかいう理由には価値がないのだ。
と書かれています。
こういった感情はその時の体調や、天気、姿勢や歩き方に至るまで色んな要因で変わるもので、悲しいときには悲しい理由を、嬉しい時には嬉しい理由を見事に見つけ出すものです。
感情は誰もが持っているもので、音楽を聞いたり、漫画を読んだり、友人と話をしたり、楽しめる時間があればあるほど、そういった感情に左右されなくなるそうです。
「自分がほんとうに得たいと思うものを欲すること、これは往々にして、人生の極意である。」
と書かれています。
今の僕に足りないのは楽しいと心の底から思える時間と、それに対してもっと素直に楽しもうとする意欲なのかなぁ。