📌 はじめに

「好決算が出たのに、なぜ株価が下がるの?」

株をやっていれば誰もが一度は経験する疑問だと思います。
もちろん、“好決算=株価上昇”とならないことは知識としては理解していましたが、それでも 上昇トレンドにある銘柄増配を発表した銘柄で好決算が出れば、「これは上がるだろう」と思ってしまっていました。

そんな中、今回注目していた2つの銘柄で、まさにこの“逆行”が起こったので、自分なりに原因と学びを整理しておきます。


🔍 注目銘柄:清水建設とアドバンテスト

🏗 清水建設(1803)

  • 決算発表:取引時間中

  • 発表直後に株価が一時上昇

  • しかし、その後すぐに反落 → 翌日も続落

⚙ アドバンテスト(6857)

  • 決算発表:大引け後

  • PTSで約+10%の急騰

  • 翌日の通常取引ではまさかの下落

この2銘柄はいずれも「好決算」だったにも関わらず、株価は逆に下がる展開となりました。


💭 なぜ上がらなかったのか?自分なりの3つの仮説

1. 地合いが悪かった

  • ちょうどこのタイミングで、日経平均が2日連続で下落

  • 市場全体がリスク回避ムードに傾いており、個別銘柄の好材料もかき消された可能性があります。

特にアドバンテストのような半導体銘柄は、市場全体やNASDAQとの連動性が高く、地合いの影響を強く受けやすい印象です。


2. 高値警戒感・ポジション整理

  • 決算前までに株価がすでに高値圏に達していたことで、「材料出尽くし」と受け取られた。

  • 機関投資家や短期勢が**好決算をきっかけにポジション整理(利確)**に動いたとも考えられます。

清水建設もアドバンテストも、ここ数週間で上昇トレンドに入っていた銘柄なので、ちょうど売りやすいタイミングだったのかもしれません。


3. テクニカル的に“売りやすい形”だった

  • 清水建設は75日線付近で頭を抑えられて反落

  • アドバンテストはギャップアップ→上ヒゲ陰線と、よくある「天井サイン」のような動きに。

テクニカル的に見れば、“一旦は下がるだろう”と判断されたポイントにいたことも、売られた理由の1つだと感じました。


📝 まとめ

今回の気づきは、こちら:

観点 内容
地合い 市場全体が弱く、好材料があっても買いが入りづらかった
高値圏 事前に株価が上昇していたため、好決算=材料出尽くしと受け取られた
テクニカル 節目に差し掛かっていたため、チャート的にも売りやすい場面だった

💡 教訓:「好決算」を鵜呑みにしない

  • いくら数字が良くても、「いつ出たのか・どこで出たのか・その前に株価はどうだったのか」を冷静に見る必要がある。

  • 特に好決算でギャップアップした後の値動きは要注意。そこで「売りのタイミング」と考える市場参加者も多い。

今後は、決算という“数字の良し悪し”だけでなく、チャートと地合いを含めた“全体の文脈”を読んでいく力を身につけていきたい。

 

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