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クロノ・シュンの迷想記(めいそうき)

数年まえに初めてパリに行き刺激を受けて帰国しました。
その後、以前から書いてみたいと思っていた小説創りに取り組み始めました。
ここでは、小説の一部を紹介しながら、
その場で思いついたことを適当に記載していこうと思います。

シュン君、今回行ったローマで一番気に入ったところは?

うぅぅぅぅぅん、ボルゲーゼ美術館かな……。

どんなところが気に入ったの?

完全予約制で、人数が限られているところ。
バチカンもいいんだけど、やっぱり人が多すぎるんだよね。
ボルゲーゼは、混みすぎてないから、いい感じ。

時間が決まってるの?

うん、2時間ごとに、入れ替えみたいだね。
でも、2時間で十分。美術館自体は大きくはないけど、所蔵している美術品は素晴らしい。

何が気に入ったの?

やっぱり、ベルニーニの彫刻かな。
プロセルピナの略奪と、アポロンとダフネ。

有名な奴よね?

そう、そう、プルートがプロセルピナを抱え上げて、指が体に食い込んでいる部分は有名ですね。本当に、指が食い込んでいるみたい。
あとね、アポロンとダフネは、ぜひ時計回りに一周してみてほしい。

あら、どうして、時計回りなの?

それはね、ダフネが月桂樹の木に変身していく様が、見られるから。
正面から見て左側から側面から出発して、時計周りに正面へ移動して、正面左側から真後ろのまわると、ダフネが、徐々に気に変身していくの。真後ろから見ると、完全に木になっている。

変身の経過を感じるように作られてるってことね?

そう、そう。ぜひ見てください。
あとね、チケットの絵が、一人一人違うんだ。

あら、おしゃれね。何種類ぐらいあるの?

うぅぅぅぅぅん、それはわからない。ボルゲーゼ美術館にある作品が印刷されてるみたいで、一緒の時間帯に入館した、何人かの人のチケットを見たら、みんな違ってた。

コレクターが喜びそうな……。

おぉぉぉぉぉ、まとめて、貸切るとか?(いるかもしれない……)