〆のご挨拶・・・Years Around The Sun | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

 

 

朝方、雨だったらしい。

9時ごろ起きてきたら止んだばかりらしく、雨の足跡がくっきりだっだ。

それなのに午後からは雲一つない青空。

女心と秋の空、と言うけれど、今は冬。こんななことでいいのか~とボクはお天道様に尋ねた。

お天道様は何も答えてくれない。

ああ~シャーマンとしてのボクの地位が揺らぐのか~と思ったら、涙がこぼれて来た。

次から次に流れて来たので、バケツですくって雲のプールに溜めた。

すると、プールの底が抜けて、雨となり地上に落ちてきた。

そうか~この雨はボクの涙だったのか~地上に落ちて来たんだから痴情のもつれだな、と名探偵のボクにはすぐに犯行の動機が分かったのだ。

動機がわかったせいか、胸がドキドキする。

その時だ。

お天道様のお叱りの声が聞こえて来たのだ。

「馬鹿者~ジャーマン(German)でもないくせにシャーマンを名乗るとは不届き者め」

ジャーマンだって?? どこのドイツだ~などと恥ずかしい親父ギャグはボクは口が裂けても言わない。

代わりに「じゃあ~マージャンやろうよ」とボクはお天道様を誘ったのだった。

 

しかし、お天道様(神様)との麻雀は大変だ。


「ポン」すると2拝2拍手が参拝の礼儀だと言ってポンポンと叱られるし、「チー」すれば、声が小(ちい)せえ~と怒鳴られるし、「カン」したらカンカンになって怒るし、「ロン」と言ったら、ロンヤスの関係を知らねえのか~とヤスで刺されそうになるしで、あんな2重人格者だったとは知らなかったので、もうこりごりだ。

 

お天道様の声:バカ野郎~二重人格だから昼と夜があるんだ。常識だろうが。

 

 

 

本年もお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

〆には大好きな Years Around The Sun(「巡る年月」とボクなら訳したい) の Miles Away をどうぞ。

この Tayler  Steel の映像に飽きなんか来ない。