風を読む・・・・大谷翔平 | 洋楽と脳の不思議ワールド

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ブロ友さんも書いていたが、ボクもオールスターからの大谷君の表情が心配なひとりだ。

 

これまでの無邪気な表情が消えたからだ。

 

大谷君の魅力は、その唯一無二の才能とともに人間性にある。

その魅力のひとつに翳(かげ)が射しているような印象を受けるので、心配で心配で夜も眠れない。

おかげで、普段より1時間も早く目覚めて、8時からの試合を観ていた。

ア・リーグトップの34号ホームランを打ったというのに、満身の笑みではなかった。

 

向こうの情報を眺めていると、トレードの噂であふれている。

噂に上がっているチームを眺めると、ヤンキース以外はナ・リーグのチームばかりだ。

初めて知ったのだが、MLBでは、他のリーグにトレードされると、それまでのリーグ記録は「ゼロ」になるそうだ。

個人記録としては残っても、リーグ記録はゼロから出発しなければならないらしい。

ってことは、万一ナ・リーグのチームにトレードされたら、大谷君のHR記録はナ・リーグではゼロ。

どう見ても、残りの試合でナ・リーグのHR王には手が届かない。

それでもMVPには押されるかもしれないが、ここに史上2人目の4割打者を目指す選手がいる。

マイアミ・マーリンズのアラエスだ。

彼が4割打者になったら歴史的快挙で、去年のジャッジ同様だ。

HR王にもなれず、MVPも取りこぼすだろう。

 

大谷君がそんな心配をしているとは思わないが、大谷愛に燃えたファンとしては気が気じゃないのだ。

 

WBCで日本のヒーローとなって以来、「日本人」だから大谷君を応援すると公言する馬鹿な日本人ファンが激増したが、大谷愛に燃えるボクには、「日本のヒーロー」なんてちんけな存在に堕してもらいたくない。

彼は「世界のヒーロー」になるべきだと思っている。

「世界のヒーロー」になるのに「日本人云々」は邪魔な飾りでしかない。

「大谷翔平」という唯一無二の「個人」だから世界のヒーローになれるのだ。

 

昨日今日のエンジェルスの試合は、去年までの「なおエ」と違っていた。

負けた今日の試合は、アストロズのファインプレーを褒めるべきで、「なおエ」ではなかった。

 

明日からヤンキース、そのあとレンジャーズと強豪チームとの試合が組まれている。

この6試合で、大谷君がトレードされるかどうかはっきりしそうだ。

 

ボクとしては、エンジェルスが放出しないまま今シーンズンを終えてほしい。

そして大谷君としては初めての個人タイトル「ホームラン王」と満票一致のMVPを手にしてもらいたい。

現在打点でもトップなので、「三冠王」の可能性だってあるのだ。

 

そしてFAになり、ニューヨーク・メッツかロス・アンジェルス・ドジャースに移籍してもらいたい。

 

 

 

ボクが暮らす家は「風」が通るので真夏でも涼しいとこの間書いた。

事実昨日は、風が通っていたので室内気温は29℃だった。

ところが今日は風がなく、35℃を記録した。

さすがにたまらず、今年初めてクーラーをつけた。

涼しくなったら2時間も昼寝をしたが、昼寝と夜寝は別。

夜は夜でちゃんと眠れるのだ。

 

 

「風」といえば、村上春樹のデビュー作は「風の歌を聴け」だった。

この作品ではまだ「自分探し」は明確なテーマではなく、時代の空気を柔らかい感性で捉え描いた青春小説だった。

 

いま、宮城谷晶光の「夏姫春秋」を読んでいる。

「夏姫(かき)」は古代中国の春秋時代に現れた絶世の美女として有名だ。

彼女に溺れた男たちは次々に不幸な死に方をするので、「悪女」としても有名だ。

彼女のことを最初に知ったのは海音寺潮五郎の短編小説で、評判通りの「悪女」として描いていた。

宮城谷氏の小説は読み始めたばかりなので分からないが、異なった視点から描いているようだ。

縄田一男の解説を先に読んだら「実に巧みにこの『風』を吹かせている」と書いている。

どんな風が吹いて男たちの運命が狂っていくのか、楽しみだ。

ボクもそんな女性に出会いたかったからだ(笑)

 

 

AIの進化は恐ろしい。

生成AIが作り上げた美女、というブログを眺めていたら、どこがつくりものなのか全然分からなかった。

多分そんな技術なんだろう。

「エンジェルスの選手を女性にしたら」というUがあったので、ご覧ください。

驚くような美女揃いで、貴方のハートをぶち抜きます。

ショウちゃん(ショウ子かな??・・笑)は一番最後にでてきます。