天国の扉を開けるのが待ちきれない・・・Pete Carrr | 洋楽と脳の不思議ワールド

洋楽と脳の不思議ワールド

マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

 

 

街中のドバトと違い、山中に住むキジバトは純然たる野生種だ。

識別できないので見分けはつかないが、妙に馴れ馴れしいのがいたり、警戒心が強いのがいたりするので個体差が分かる。

 

この数日猛暑が続いている。

ボクが暮らしているのは純和風建築家屋なので、窓を開けてさえおけば風が通るので暑さを感じないで済む。

クーラーを使うのは年に何度もない。

玄関の引き戸も開けっぱなしでいた。

 

と、「ごめんください~」と訪(おとな)いも請わずに、勝手にキジバトが玄関から入って来た。

ひとわたり家の中を見学してから出て行ったが、あきれた奴だ。

好奇心に耐えかねたのだろう。

 

生き返ってからからというもの、妙に野生動物が近づくようになった。

波長が合うのだろうか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで今日は「ドア」つながりだ。

 

ロックファンなら誰でも知っているディランの Knokin' On Heaven's Door  はサム・ペキンパーの西部劇「ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯」で使われたのが最初だ。

ボブ・ディランが役者として出演するというので公開時に観たのだが、何も覚えていない。

この曲が流れていたのさえ覚えていない。

のちにいろんな人たちがカヴァーしたので、そうだったんだ~と知ったくらいだ。

Uで映像を観たら、キッド役がクリス・クリストファーソン、保安官のパット・ギャレットをジェームズ・コバーンが演っていた。

ジェームズ・コバーンは大好きな役者さんだし、サム・ペキンパーと云えばお気に入りの監督さんだったんだけどなあ・・・。

 

まずはオリジナルのディラン。

映画ではキッドが死にゆく1分弱のシーンで使われているだけだが。

 

 

 
 
78年というと、うねうねとのたくったギタープレイは嫌われていた時代だが、そんな時代に現れた Pete Carr の Multipul Flash はボクのような一部のファンからは熱狂的に支持された。
ピート・カーは、マッスル・ショールズのギタリストとしてすでに有名な業界人だった。
面白いことに、過去に同じスタジオで働いたこともあるデュアン・オールマンの Hour Glass のメンバーでもあった。
アルバムB面にこの曲が収録されていて、ボクは大好きなのだ。
 

 

 

 

 

 

 

この78年US盤はまだ手元にあるので写真を掲げておこう。