借景・・・Les Mustangs/Mickey & Sylvia | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

今年の桜は異常に花期が長い。

窓から見える向かいの山はまだこんな状態だ。





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「借景」だ。

「借景」ってのは、自分家(ち)の庭の一部だ。

つまり、ボクが所有してる風景、ってことになる(笑)

ボクの持ち物だから、風景長者なのだ~(大笑)




八重の桜も咲き始めた。

八重桜と満開の山桜が重なった記憶はない。





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坂口安吾じゃないが、この八重桜の下に昨年の4月10日、息子を葬った。

一周忌だったのだ。



丸2日、家に帰って来ないので心配していたら、3日目の未明に神さんの寝室に現れてにゃあ~と啼いたそうだ。

神さんが目を覚ますと、にっこりして血反吐を吐いたらしい。

びっくりして抱きかかえたら、そのままぐったり。

抱きかかえられたまま半日後に息を引き取った。

そんな体で、お別れを言いに這って帰って来た健気さに神さんもボクも大泣きした。




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8年前ボクのベッドで子供が4匹生まれた。

2匹はすぐに亡くなったが、残った2匹は1っか月、ボクのベッドで一緒に暮らした。

ボクは眠り込んで押しつぶすこともせず、立派なお父さんをしていたのだ。

昨年10月、今度は弟が行方不明になった。

兄と違って、甘ったるい声で啼き、誰にでもべたべたすり寄るのでいつか拐(さら)われるんじゃないかと心配していたが、現実になったようだ。

過去に一度拐われたことがあり、多分、野良猫だと思ったご近所の方だったんだろうか。

ぴっかぴかの星の王子様になって、一ト月後に帰ってきたことがある。

シャネルのリボンなんかくっつけていたので、さぞ大事にされていたんだろう。

一見、血統書付きの高価な猫に見えるので、今回も大事にされてるんだろうなと思って諦めている。




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相次いで子供を失った母親は、以来、あんまり元気がない。



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おフランスのインストバンド、Mustangs を聴きましょう。




同じ名前のインストバンドが現代のフィンランドにいるが(80年代か90年代に来日した)、こちらは60年代のおフランスのバンド。

投稿者のコメントに Mickey Baker の作品とある。

ジャズの世界でも活躍した人だが「ミッキーとシルヴィア」の生みの親としてのほうが有名かもしれない。

62年からフランスに移住して彼の地で生を終えた。

誰でも知っている(多分)、Mickey & Sylvia の Love Is Strange でも彼のギターが聴けるが、ボクにはどっちがミッキーでどっちがシルヴィアか分かりません。