お久しぶりです。ヒロシです。
ソウル居酒屋の時間です。
長く閉めっぱなしにしてたので、こんなお店、思い出して訪ねてくれるお客さんがいるかなあ・・・~不安。
と思ったら、いきなりいらっしゃってくださいました。
それもお2人。
さすが1個の受精卵が分裂して産まれた双子だけあって見分けがつきませんねえ。
静(せい)君と凛(りん)君です。
ちょうどお2人の物語を読み終わったばかりなんですよ。
全12巻。
面白かったですね~
凛:おれは愛情を注がれて育った兄貴の静が羨ましくて憎いんだ。狂った親父の雨宮に協力して、バイオハザードを起こし、不要な人間を抹殺して選ばれた人間だけを生かすことにしたよ。
前祝いだ、ウォッカをくれ~人間が焼けるくらい強烈なヤツをな。
静:凛、そんなナチズムなんかに惑わされるな。たしかに俺たち2人は遺伝子操作で生まれてきた化け物だ。普通の人間とは比較にならない天才だ。
だけどな~やっぱり人間なんだよ。
だけどな~やっぱり人間なんだよ。
お前の良心が目覚めるように赤ワインをくれ~見ろ~血の一滴だ~。
マスター:物騒なお話は止めましょうよ。つわぶきの花で心を和ませませんか?
今日お届けするのは Gino Parks です。
ソウルファンの間でどの程度浸透しているのか皆目見当がつかないので、wiki からチョイスして簡単に紹介しましょう。
21歳の時(54年後半。33年生まれ)故郷のオクラホマからデトロイトへ出てきて Andre Williams と知り合います。
Andre Williams に才能を認められて、彼と一緒に演るんですね。
2人で Fortune Records でレコーディングもしたようだけど、60年、モータウン(その前身の Tamla 時代)と契約します。
その当時(62年)の作品で For This I Thank You がボク好みのジャジーでちょっぴり哀愁なんです。
フリップサイドはがらりと変わって、ジェームス・ブラウンもびっくりのシャウトが響きわたるワイルドなR&Bナンバー Fire です。
どちらの作品にも Andre Williams の手が加わっていますね。
バックコーラスの The Love-Tones は当時のデトロイトのヴォーカルグループだそうです。
こんなに上手い人でも結局マイナーから這い上がれず、68年に音楽界から去って、保険会社に勤めます。
アメリカでは黒人の興した有名な会社だそうだけど深入りは避けましょう。
勤め人時代、UKのノーザンソウルファンに発見されて評判になり、名前も売れて、03年と13年には大きなフェスに登場したそうです。