James Brown・・・・都市伝説の真実・・It's A Mans Mans Wor | 洋楽と脳の不思議ワールド

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日本語の「ウィキペディア」でジェームス・ブラウンの項目を覗いたら、「彼は日系人及び日本人のクオーターと自称していた」という文章にぶつかった。

「ウィキペディア」には過去何度か煮え湯を飲まされているので、やれやれ、またリップサーヴィスを真に受けた人がこんなことを書き込んで人を惑わしているんだな、と思って Wikipedia を覗いたら案の定、そんな記述はどこにもない。
が、こんな一文がある。

He was of African American, Native American (Apache), through his father, and had Asian ancestry.

ネイティヴ・アメリカンが氷河期にアジアからアメリカ大陸に渡ったアジア人種の子孫であることは衆知の事実。それをわざわざこんなふうに記述するのは理由があってのことじゃないか、と疑問が生じた。

すると突然思い出した。

彼に日本人の血が混じっているというのはリップサーヴィスから生まれた都市伝説なんかじゃない。
大いに信憑性のある話だと。

証拠がある。

16歳で逮捕されるような悪ガキだった自分の前半生を振り返って作った曲が日本語なのだ。
その先祖というのは多分、東北地方の出身者だったにちがいない。
東北弁なのだ。


「まんず、まんず、悪(ワル)ど~」



JBのライヴはどれも素晴らしいが、81年のこのモントルーでのライヴが1番すごいと思う。