冬の夜には美しい曲を・・・Lindisfarne | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

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リンデスファーンといってもピンと来ない人のほうが多いと思うが、英国では根強い人気のあったフォークバンドだ。
68年に結成され、バンドの中心人物 Alan Hull が95年に亡くなった後も、04年まで活動していた。
もっとも、メンバーは入れ替わりながら30年も続いてきたんだけど。

このバンドはトラッド色が薄く、どちらかといえばアメリカナイズされたフォークロック寄りのサウンドなので、日本のブリティッシュ・フォーク・ファンからの支持が少ないのかもしれない。
が、ボクはもともとがロックファンなので、とても気に入っていたバンドのひとつだ。

最初に接したのは73年リリースの4枚目のアルバム(写真1) Roll On. Ruby で、 ロック色の濃いアルバム。

擦り切れるほど聴いたのになぜか、向こうのファンからは無視されてるようで、CDが発売されていないだけでなく、Uにもアップされていない。
残念だ。
(注;と書いたのだけど、CD発売されているのが分かったので訂正しておきます)

次に手に入れたのが70年リリースの彼らの1stアルバム Nicely Out Of Tune 。
70年代の半ば頃だったが、デッドストックだったらしく、ファーストプレス盤だ。

どちらのレコードも貴重品だったので大事にしていたのに、この秋の台風で窓ガラスが壊れて雨が吹き込み、びしょぬれになって商品価値がゼロになってしまった。
大損だ~悔しい~!

写真2はその Nicely Out Of Tune の盤面。

70年のリリース当時、商業的には成功しなかったそうだが、すぐに名盤との評価が高まり、A面1曲目の Lady Eleanor はファンが多い。

3曲ともこの盤から選んだ。
全部静止画像なので、ライヴを聴きたい方は、同じところにあります。
ただし、レコードのほうが断然いいのでそのつもりで。

最初はA面3曲目の Winter Song 。
とても綺麗な曲で、冬の夜にぴったりだ。



次はボクがこの盤で1番好きなB面1曲目の We Can Swing Together 。
フォーク・ロック色の濃い曲で、Roll On. Ruby は全編こんな感じだ。



最後は彼らの代名詞になった名曲、Lady Eleanor 。


実はもう1枚、96年発売のライヴCD The Other Side... を持ってるんだけど、お勧めできないので割愛する。