The in Crowd と Baby Blue・・・悲願花達成 | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

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英国製作のオールディーズ盤、60年代は第5集から。

「ジ・イン・クラウド」といえばラムゼイ・ルイス・トリオ。
そしてモッズが熱狂した曲。
この曲にもオリジナルがあるんですね。
Dobie Gray という人が歌って、65年に全米15位、英国25位のヒットになってるんです。
ボクはこの盤でそのことを知りました。
ドビー・グレイは、60年代初めから80年代初めまでに7曲もヒットチャートに送り込んだ人らしいが、ボクはこの盤でのこの曲しか知らない。
ちなみに Ramsey Lewis Trio のカバーがリリースされたのは同年(65年末)。

Dobie Gray - The In Crowd



The Echoes のことを何も知らなかったので、ネットを検索したら、いろいろヒットする。
へえ~、有名なバンドなんだ、と思ったら、辻仁成が演っていた日本のバンドのことなんですね。
知らなかった。

ボクが知りたかったのは Baby Blue のヒットがあるアメリカの白人ドゥーワップ・グループのことだったんだけど、結局何も見つからなかったので、知っていることだけ1,2行。

お聴きいただければ分かるようにチープなサウンドとチープな歌詞。
60年代じゃなく、50年代としか思えないが、それも道理で、この曲が流行ったのは61年。
グループは59年にNYで結成されて70年代初めまで存続していたらしい。
サイケやニュー・ロックの時代をどんな風に生き延びたのか謎だが、今聴くと、とても心地いいのだ。

BABY BLUE - The Echoes




今年はちょっと遅れたが、彼岸花がいま盛り。
葉っぱも何もなく、花茎だけが延びて、毒々しいまでに赤い色をつける彼岸花はかえってシンプルで心地良い。
Baby Blue のシンプルな心地よさとおんなじだ。