まいどです。

というわけで。

チャンプ月例レース最終戦

予選:1位

決勝レース1:1位

決勝レース2:1位

コースレコード樹立:13秒385

完璧過ぎる週末になりました。

心から嬉しい気持ちでいっぱいです。

まずは予選1回目。

1台ずつスタートして3分間の周回数とそのタイムを競います。

スタートと共に緊張で手足の震えが止まらないアクシデントという名の豆腐メンタル。

精細さを欠きながら、なんとか今出来る事に意識を向けてるうちに1分半が過ぎたくらいで少し落ち着いて。

辛うじてトップでチェッカーを受けるも、その差0.288秒。

予選1回目のフィーリングを踏まえ、ほんの少しだけセット変更して予選2回目に備えます。

「ターゲットは13秒3に入れる事」

ただそれだけに集中してました。

今回のレース、優勝とベストラップをどっちも狙うというかなり難しい状況。

そらそうよ、ベストラップ賞も欲しいやんか。おーん。っていう。笑

ギリギリまで攻めないとベストラップは出ないけど、予選の方式的にあくまでも周回レースなので無茶するとリスクがでかい。

悩んでも仕方ないので、コケたらしゃーないの精神で気分良く走る事だけ考えて、5周目に出た13秒385。

そしてこのベストラップがレコードになりました。

結果、予選1位。

しかしその差、0.635秒。

で、迎えた決勝レース1。

抜群のスタートを決めて一気に波に乗る気でいたけれど、ここに来てハードコンパウンドタイヤのネガが思いっきり出たカタチ。

タイヤチョイスが違うまっちゃん選手。

ソフトコンパウンドタイヤでスタート直後からモーレツプッシュ。

2周目から7周目までが本当にしんどかったです。

温度レンジが高めなのでスタート直後はややナーバスなハードタイヤの僕。

スタート直後からコーナーの立ち上がりでグングン迫られる。で、焦ってアクセルを開ける→空転するの悪循環。

7周目、とうとうサイドバイサイドになりました。

しかし何とかアウト側で粘って前を死守。

イン側に並ばれてライン1台分は開けながら、次のコーナーはまたうまーく開けてもらいながら…すごくクリーンに戦ってもらいました。

そうこうしてるうちにやっとやる気スイッチが入ったワシのハードタイヤ。

ジリジリとペースを上げる事に成功し、トップでチェッカーを受けました。

もうヘロッヘロ。笑

でも今日は最終戦で2ヒート制。

もう一回決勝をしないといけないのであります。

気持ちを入れ替えて。

レース1での序盤の反省と、気温も下がるであろう事を見越してさらにセットを微調整。

セット変更も当たり。

抜群に走りやすい感触のまま、5分間走り続けて無事トップでチェッカー。

緊張からも解放されて、レース2の5分間は最高に楽しかったです。

今年の苦労が報われました。

思えば、この瞬間のこの為だけに「めんどくさい」の限りを尽くしてきました。

いろんな犠牲を払いながら、寝る間も惜しんで向き合い続けてきました。

夢の中でもセットが見つからずうなされる事もしょっちゅう。

このカテゴリーに向き合い始めてから、タイヤだけでも100セット以上は軽く消費してます。

「そこまでカツカツせんでも」なんて風潮が主流ですが、常にヒリヒリする環境で勝ち負けしてないとその先なんて絶対無いですから。

1番にこだわって、1番を追い求めて。

自分の頭で考えて、自分の理論を組み立てて、テストを繰り返しながら掴んだ結果。

そら嬉しいもんよ。

どんなレースであれ、勝つというのは生きてて良かったとしか思わない瞬間です。

でもね。

それもこれも、この上なく恵まれた環境で切磋琢磨してもらえるからこそなんです。

同じように苦心しながら、同じ温度で努力し続けてくれる先輩やライバルがいてこそ成長できるわけで。

今日のレース、当然反省点はあります。

でも、ひとまずやり切った喜びを噛み締めたいと思います。

今の位置から0.1秒でも前に行く事を追いかける世界。

次はまた一段も二段もギアを上げて来られるはずなので。

また、真ん中グループ、後方グループもそれぞれで熱いレースを繰り広げてたようなので気になった方は是非下記のURLからレースの模様をご覧ください。

レース１

レース2

冬の間も来季に向けてしっかりレベルアップしたいですね。

と言ったところで今日はこの辺で。

では皆様、素敵なRCライフを♪

んじゃ⭐︎

今期初優勝。