まいどです。
というわけで去る2/28、鈴鹿ツインサーキットで開催されたHATS走行会へ参加してきました。
車両はもちろん…
スパイダー!!笑
晴れた日に海辺の道を屋根開けて走るデートカー。
果たしてその真価やいかに…
簡単なスペックを。
・FFレイアウト
・2.2リッターのNA直噴エンジン
・185馬力(自称)
・車両重量1650kg(だったらいいな)
ここに僕と同乗の彼女とガス満でざっと1.8トンちょっと。
もうこの時点で走る気配ゼロ。笑
や、アルファロメオって基本的にスポーツカー風で全く走らんイミテーションです。見た目だけ。雰囲気だけ。
でもコースインしてみると意外と重さは感じないし、バランスが良いのか頭の入りはなかなか良いし、これはこれでめっちゃ面白いし、もしかしてこれイケ…
ませんでした。笑
10分走れずにブレーキフルードが沸騰してペダルはスカスカ、効力はほとんどない状態。
ベーパーロック現象って教習所で習ったアレ。
いやゴミやないか!!くそったれが!!
いやー、1.8トンのブタ、恐るべしですね。
ブレーキのクーリング、真面目に考えんとアカンなぁと。
さて、今回エンジンオイルはコレ。
アッシュのFSE。
交換前は峠道をちょっとペース上げて走るだけで油温計は振り切る状態だったのですが、
油温の上がり方は以前を思うと相当穏やかに、そして走行後の温度低下が明らかに早くなった事は驚きでした。
何なら油温よりも先にブレーキが終わってたくらいです。
沸いたブレーキをストレートエンドでアクセル全開のまま左足でダフってからブレーキング。
そうやって騙し騙し連続で走り続けて一番上がったところで135℃。
油温計振り切るまで行ってみてどうかを見たかったんですが、残念ながら騙すこともままならなくなったブレーキはさすがに危ないのでそれ以上は行けませんでした。
ちなみに135℃くらいではトラブルどころかパワー感や吹けも何も変わらなかったです。
特筆すべきはそこから冷ました後。
普通のオイルなら「あー、オイルヤレたな」って感じるものですが、それが皆無。
帰り道も行く前と同じ。て言うか帰ってきてからも同じ。
100%エステル×ノンポリマーの為せる技は素晴らしいなと改めて実感。
今回失敗だったのは、あまりにも車を信用しなさすぎて粘度を10w-50まで上げた事。国産ならこんな事絶対しないけど、品質という概念のないメーカーの図画工作。取れるマージンは取っとかんと恐ろしくてですね…w
とは言え、さすがに少し硬すぎたようで全体的に少しタルい印象を受けました。
その分トルクは太って街乗りは楽になったし再加速時や坂道のシフトダウンの回数も減ったのですが、トルクが無いのも困るけどサーキットたるものやっぱり軽やかにブチ回って欲しいもので。
重くて非力な車で全開走行っていうエンジンには一番過酷な条件でテストしてみて、やっぱりユーザーさんに自信を持って勧められるモノだと再認識。
このあと1万キロくらいは引っ張る予定です。
普通なら帰ってきたら即オイル交換ですが、FSEならそれも不要。そりゃ新油に越した事は無いけれど、劣化が微々たるものなのでわざわざ変えなくてもいいんじゃないか?とウチに来ていただいている営業さんの話。
全般的に金額だけ見れば高いように思うけど、性能もさることながらノンポリマー故のロングライフで使える期間やら諸々の事を考えると安いなと思います。
僕も最初は「うわー、胡散臭いオイル」って思ってましたけどもw
巷のショボいオイルって新油の性能が1000kmもたなかったりしますし、いつまで昭和の3000km交換神話を引っ張りますか?と。
当然、取り扱い店でございますのでお気軽にお問い合わせください。ここには書けない裏話もいろいろありますので…笑
まぁ、そんなこんなで次回があるのかどうかはわかりませんが、20分の1セッションは最低限ノンストップで走り続けられるように改善したいですねw
さて。
「1日走って、友人知人とアホな事言いながら無事帰ってくる。」
今回の目標は無事達成なので大満足の1日でした。
最後になりましたが、主催のヒロシ君、参加者の皆様お疲れ様でした。
んじゃ⭐︎