26回に亘る本シリーズを終えるに当たり、全体の「中核概念」とも言える「善の本性」の説明を

以下に記します。

  アドラー「共同体感覚」、フランクル「(人生の)意味への意志」、マズロー「自己実現的人間」、

これらは「善の本性」とほぼ同じ内容ではないかと考えています。

  「性善説」という言葉が通常よく使われます。これは「人間の本性は本来、善である」という意味

であり、表面的には「善の本性」とほぼ同義のように思われますが、「善の本性」には、フランクル

の言う「意志」の意味が含まれており、「善への意志」と言い換えることもできます。

 加えて、神谷美恵子「生きがいについて」の中に「(精神の)変革体験」という言葉が出て来ますが、

これは本シリーズの補遺13「不登校、ひきこもり」の項にある「精神革命」に相当するものです。

 即ち、本ブログのタイトルは、「不登校、ひきこもりの本人とその親」が「人生の仕組みに気付くことで、

精神革命を起こし、善への意志を持ち、自らの人生に向き合う」ことが、「不登校、ひきこもりの根絶」

に向けた最も実効性の高い策ではないかという事を意味しています。