昨日の記事です。

<一部抜粋>

日経スタイル

1位は嵐の相葉雅紀と吉田羊 タレントCM起用社数

CMで今、人気の高いタレントは誰か。2016年末に発表された、ニホンモニター調べの「2016タレントCM起用社数ランキング」とCM総合研究所調べの「2016年度CMタレント好感度ランキング」。この2つの指標を基に、愛されるCMタレントの条件を探った。

 まず、CM起用社数ランキングの男性部門で1位に輝いたのは、12社のCMに出演した嵐の相葉雅紀とテニスプレーヤーの錦織圭。女性部門では、15年の9社から13社へと大きく数を伸ばした吉田羊が初のクイーンに輝いた。






タレントの起用社数ランキングと好感度ランキングの両方に共通するのが、演技力に定評がある人物が重宝されていることだ。

 起用社数ランキング男性部門では、俳優としても活躍する嵐の櫻井翔と二宮和也に、西島秀俊と名脇役の遠藤憲一というベテラン2人が11社で並ぶ。遠藤と同じく、名脇役として評価の高い松重豊も8社で起用されている。

「イメージ重視」から「演技」の場となったCM。ただし、テレビや映画での演技とは違い、CMでは15秒という短い時間のなかでインパクトを残さなければならない。それはコントにも近い、シチュエーションプレーとも言える。昨今のCMの潮流は、コメディーセンスを発揮する俳優・女優に加え、演技力のある芸人が活躍する場も広げているのだ。