とれたてフジテレビ


謎解きはディナーのあとで』のポスターが完成!


10月18日(火)からフジテレビでスタートする連続ドラマ『謎解きはディナーのあとで』。2011年本屋大賞を受賞し、150万部のセールスを記録している大ベストセラーが原作であること、また主人公の毒舌執事をフジテレビの連続ドラマ初主演になる嵐の櫻井翔が演じることで放送前から早くも話題の本作。そのキービジュアルともなるポスターが完成した。以後、このビジュアルがテレビや雑誌、街頭広告などで幅広く展開され、この秋、毒舌執事とお嬢様刑事が街に広まりそうだ。


 今回のポスターは誰もが知っている世界一有名な“ディナー”であるレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「最後の晩餐」をモチーフにドラマの世界観を盛り込んでできあがった。言うなれば『謎解きはディナーのあとで』流のポップな「最後の晩餐」として仕上がった。


 ポスターは横長のテーブルにはお嬢様・麗子役の北川景子がお嬢様らしい豪華な衣装を身にまとって座り、執事・影山役の櫻井翔がえんび服姿で世話を焼く形でそばに立ち、お嬢様と「失礼ですが、お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」「私のことをアホだなんてクビよ!クビ!…絶対クビ!」など毒舌混じりの会話を交わす5つのバージョンが合成されている。その気品漂う雰囲気のテーブル右奥には麗子の上司である風祭警部役の椎名桔平が手錠を片手にポーズを取り、そんな風祭をテーブル左奥から険しい表情で狙い撃ちする刑事姿の麗子が。そしてテーブルの右下でクロスの隙間から四つんばいの影山が盗み見るように顔をのぞかせているというユニークな構図になっている。


 本家の「最後の晩餐」同様に櫻井、北川、椎名の13人で構成されているこのポスター。そのユニークな構図には『謎解きはディナーのあとで』というタイトルの“ディナー”だけでなく、ドラマの中の人物関係の“謎解き”の意味も込められている。大部分を占める横長テーブルでの影山がお嬢様にワインをサーブしたり、ネックレスを付けるのを手伝ったり、事件の犯人を教えたり、お得意の毒舌を吐いたりしているさまはお屋敷に戻ってからのプライベートなお嬢様と執事の姿を表現したもの。


一方、テーブルの右後方で場違いな空気を漂わせている風祭は同じようにドラマ内の事件現場でも微妙な空気を醸し出すため、その様子を表している。その風祭を険しい表情で狙い撃つ麗子は、ドラマ内でも風祭のことを内心は苦々しく思っているさまを表現したものだ。また、ひときわ目立つテーブルクロスの下から四つんばいになって顔をのぞかせている影山。これはドラマ版オリジナルの要素である事件現場でも常にお嬢様のことを見守り続けるという設定を表したものだ。掲示される何枚かには実際にテーブルクロスをはりつけ、めくらないと四つんばいの影山の姿を発見できないという遊び心に富んだものも作られた。


 今回のポスターについてドラマの企画を担当したフジテレビの成河広明プロデューサーは「キュートでポップで明るい本格ミステリー、というドラマの世界観を表現しました。一度見ると、櫻井翔さん演じる謎の毒舌執事と北川景子さん演じるお嬢様刑事のにぎやかな対話が聞こえてきそうな作品に仕上がりました。いろいろな場所で展開しますので、ぜひ見てもらいたいです」と語っている。


 また、同時に『謎解きはディナーのあとで』の主題歌として嵐の「迷宮ラブソング」が決定! ドラマを大いに盛り上げてくれるに違いない。