と言うわけで、始めましょう。
まずは、Wordを立ち上げてください。
新規に文書を作成します。立ち上がった段階で、何か白い文書が開かれているので、
それを編集していきます。
初めてWordに触れるとき、一番戸惑うのは「ページ設定」だと思います。
(事実、春華聖はこれにつまづきました。)
なので今日はそれについて説明します。
Wordのツールバーの中から、「ファイル」をクリックします。
この中から「ページ設定」を選んでクリックしましょう。
すると、次の画面になります
「用紙」タブをクリックし、用紙のサイズを変更します。
ここでは、A5サイズの本を作りたいので、A5を選択します。
デジタル入稿の際は、必ず原寸で書類を作成しましょう。
印刷所にお願いすれば、縮小してくれるかもしれませんが、
お金もかかりますし、綺麗になりません。
デジタルで入稿するメリットがなくなります。
必ず作成する本の原寸サイズで原稿を作成しましょう。
次に「縦書き」にする作業をしましょう。
「横書き」で本を作る場合には必要ありません。ですが、縦書きの小説誌のほうが、
読みやすいですよ。
「文字数と行数」タブをクリックします
文字の方向で「縦書き」を選びましょう。
A5やB5サイズなど、版型の大きな本の場合は段組をすると読みやすくなるので、
この時に段数を「2段」にします。
(本音は「2段」にするといっぱい文字を入れられて印刷代が安くなるから)
文字と行数はお好みの数にしましょう。
フォントの設定は、詳しく説明が必要になるので明日以降にします。
「縦書き」を選択した場合、用紙の向きが「横」になってしまうときがあります。
あわてず騒がず「余白」タブをクリックします。
「印刷の向き」で、用紙の向きを「縦」にします。
すると、縦書きになりました。
余白はお好みですが、春華聖は大体
上20mm
下20mm
右20mm
左20mm
で作成しています。このくらいの数値が合ったほうが、綴じた時に文字が綴じ代にかかったりせず
読みやすいと個人的には思っています。
上下は15mm程度でもいいですね。
複数ページの印刷設定は
「標準」のままでもいいでしょう。
利用する印刷所のマニュアルによって違いますが、
標準にしておけばまず、間違いないです。
これで、ページ設定は終わりました。
明日はフォントの設定について語りたいと思います