『朝日のような夕日をつれて』終演
ご来場下さったお客様、共演者、関係者、この作品に関わった全ての方々、ありがとうございました。
そして、前回に引き続き部長役で呼んで下さった逸見さんには感謝してもしきれません。
前回よりも理解度は増しましたが、それにしても難しい戯曲でした。
みよ子という存在に想いを馳せるというか、自分がみよ子の一部というか…
おもちゃ会社の話に始まり、下らないことをやりながらのゴドー待ちの話になり、またおもちゃ会社の話に戻り、男5人で一人の虚構の女性の物語を紡いでいくこの作品は鴻上さんの演劇愛が沢山詰まっている戯曲だなと思います。
最後の手紙から郡唱にかけてかかっていた『茜色の夕日』は歌詞を聞いてると手紙とリンクするし、みよ子が書いていた情景や気持ちを考えると凄く切なくてやりきれなくてブワーっと溢れ出てくるものがありました。
僕はやっぱりこの作品が大好きです。
みよ子、本当にありがとう。
また会う日まで。
少し休んで、ピサロに向けてしっかり準備します。
PARCO劇場オープニングシリーズ第1弾『ピサロ』
【公演期間】
2020年3月13日~4月20日
【会場】
PARCO劇場
【HP】