さばんさです。

久しぶりの朝活です。

まだ少～しだけ涼しいですが、

すでに家の中は28.6℃です。

今日も暑くなるのでしょう。

扇風機にかじりつきながら、

久々の鉄道の日です。こちらから↓。

福島県にある只見線、会津川口駅です。

写真の日付は1990年8月13日です。

この時からちょうど34年経っているわけですね。

こんな暑い季節に赴いていたのでしょうが、きっとここまでは暑くはなかったのでしょうね。

なのでこれがどこの駅か自信が持てずに、google mapで確認しましたが、この川直近の風景は間違えありません。

近すぎます！

なので当時の少年、カメラ片手に撮らずにはいられなかったのでしょうね。ということで駅舎の写真はありません。

反対方向には赤い橋。これもいい風景でした。現在の橋はブラウン系の色に変わっていました。

おそらく乗車してきた列車の行き違いの時だと思います。今の時刻表を確認すると、15：30前に上り下りの行き違いがありますが、当時もこの時間だったのかは覚えていません。

なにより、この時のルート、昼食は？出発時間は？などほとんどもう覚えていません。

ご存じの通り、只見線は2011年7月の豪雨で多数の線路が寸断され、結局は11年間もの間一部区間のみの運行となっていましたが、2022年10月1日に残されていたここ会津川口駅から只見駅間が復旧し、全線復活となりました。

私自身も復活は難しいのではないか・・・と思っていましたが、紆余曲折様々なことを乗り越えての復旧となりました。

全国には何カ所も災害で路線が寸断され、復旧を待っている路線や復旧を断念して廃線となった路線があります。昔から災害をきっかけに廃止に追い込まれた中小路線は多数ありますが、ここまで長大な路線が復活したのは奇跡のようです。

現代では車優勢の社会ですから、道路は公費で建設され、災害があっても維持されるケースがほとんどですが、一民間企業運営の鉄道は、そのような事態になってしまうと復旧は困難になります。同じ「交通手段」でもこうも違うものか・・・、と考えてしまいます。

かくゆう自分だって毎日車通勤、旅行でも車使用、鉄道を使うときは大都会に行く時か意識して鉄道に乗る旅かくらいです（あとお酒を飲むときもありますね･･･）。

「時代が変わった」と言えばそれまでですが、たくさんの鉄道が今でも消え続けて行ってしまっていることをどう考えていったら良いのか、私自身では答えが出せません。

だからこうして数少ない写真を元に、昔の記憶を呼び起こしつつ、細々とでも鉄道の素敵さを伝えて行けたらと思っています。

ただ・・・

旅の記録をつけていたわけでもないですし、写真も当時はフイルムでしたから、今のようにバカスカ写真を撮るわけにもいかなかったので、今となっては記憶をたどるすべがないんですよね。

でも・・・

いつもどおり。

確かにこの場所に立って写真を撮っていた自分がいた訳です。

一度は消えかけた路線が今でもがんばっている訳です。

そして・・・

こうしてその頃をがんばって思い出してブログを書いている34年後の自分もいる訳です。

人生というのはわからないものです。

いつか只見線の再訪を願いながら、

さあ、暑い一日を乗り切りましょう。

消えかけた路線よもう一度「只見線 会津川口駅」

消えかけた路線よもう一度「只見線会津川口駅」