介護士の夜勤は、日勤とは異なる大変さがある。
ここでは、夜勤ならではの体験や工夫、そして長く続けるためのコツについて説明する。
夜勤は生活リズムが乱れがちなので、慣れるまでが大変である。
日中は眠気と戦いながら過ごし、本来は就寝時間に当たる夜間に業務を行う必要がある夜勤の仕事は、身体への負担がどうしても大きくなりがちだ。
特に、年齢を重ねると夜勤の辛さが増す場合もある。
若いうちは体力で乗り切れても、年齢とともに体力は低下していく。
そのため、夜勤を長く続けるためには、工夫が必要となる。
夜勤を数年こなしているベテランの介護士も、年齢を重ねるとともに夜勤が辛くなるという声がよく聞かれる。
これは、加齢による体力低下の他に、体内時計の調整機能の低下も関係している。
若い頃は比較的早く体内時計を調整できるが、年齢を重ねるとともに調整が難しくなり、夜勤明けの疲労感がより強く残るようになる。
夜勤をできるだけ長く続けるためには、夜勤明けの過ごし方が重要である。
夜勤明けには、眠たくても日中にまとめて寝るのを避けることがポイントだ。
日中は2時間~3時間ほどの仮眠に留め、夜間にしっかり寝るようにすると体内時計の大きな狂いを抑えやすくなる。
夜勤明けにまとめて寝てしまうと、夜に眠れなくなり、次の夜勤に響いてしまう。
規則正しい生活リズムを維持することで、夜勤による身体への負担を軽減することができる。
介護士として長年働いていると、介護士特有のあるあるが見えてくる。
代表的なあるあるは声が大きくなることで、これは職業ゆえの習慣である。
介護施設の利用者は高齢者が多いので、声を大きくしないと伝わらないことが多いのだ。
大きな声で話すことが習慣化すると、家庭内においても声が大きくなるケースが目立つ。
久しぶりに友達と会ったら、声が大きくなったと言われる人も少なくないようだ。
介護士になってから、すっぴんが増えたという人も多い。
介護の仕事には入浴介助があり、高温多湿の環境での業務になるので、メイクをしても落ちてしまうのだ。
メイク直しをしてもすぐに元の状態になるし、そんな時間はないという人もいる。
すると最初からメイクをしないという人が増えてきて、職場でもプライベートでもメイクなしになる人もいる。
ただしお肌の紫外線対策のためには、日焼け止めだけは使おう。
室内にいれば紫外線は浴びないと考えるかもしれないが、紫外線は窓ガラスを通過するので注意しよう。
夜勤入りをしている介護士であれば、物音に対して敏感になる人が多い。
物音がしたときは、入居者が何かをしようとしていることが多いからだ。
眠られなくて徘徊する、トイレの場所がわからずに別の場所に行ってしまう、入居者が連続的に起きてしまう、などはよく発生するあるあるだ。
夜勤は静かな環境で仕事ができるメリットがある反面、介護スタッフは少人数に抑えられているため、思いのほか忙しくなるのである。
上記以外に、『あなたはいくつ当てはまる?介護士あるある!』でも共感せずにいられないあるあるが沢山紹介されている。
