基本的には音楽ネタが中心としてあるべきこのブログですが、
先日ふと思い立ち平松絵理の「部屋とYシャツと私」のコード進行を
解析してみようと電子ピアノに向かってみたんですが早くもAメロで
つまづき、あーでもないこーでもないと考えた挙句、コード進行が
載ってるサイトで調べたんですが、案の定少し変なコード進行でした。
A→DM7→C♯m7→Fmまでは判るんですがその次のD#m7-5が
くせ者でした。
サビの部分でも頭にこのコードが出てきて、この和音がこの曲のキモ
でもあるんですが普通の解析脳ではなかなか出てこないんですよね。
サビはD#m7-5 → Dm6 → AonC# という流れになっていて
これもまたユニークです。
何故かこの曲には惹かれるものがあって気になっていたんですが
なんとなく理由がわかった様な感じです。
ベースとなる音が半音づつ下がっていく、というのがどうも私の
琴線に触れるようです。
この曲についていえば、いじらしい女性版「関白宣言」とも言えるような
歌詞、平松さんのノンビブラートでやや硬い、でもどこかコケティッシュ
な声(他の人がカヴァーしてるのが沢山ありますがやはり本家の声の
雰囲気が一番あってます)、良い意味で飾り気のないメロディー、
(旋律・及びそれを内包するリズムを最近の曲は下手に懲りがちですが)
聴いててほっとする曲だなぁ・・・と思うのです。
今解析中の別の曲もありますがこれはネット上には絶対に転がって
ない曲なのでまたの機会に・・・