本当にたまたまなんですが、つい昨日星の瞳のシルエットの単行本を
押入れから取り出して懐かしいなー、と思って何気なしに星の瞳の
シルエットでネット検索したら今月発売のりぼんに書下ろしが!?
と知って慌てて本屋にかけこみ恥をしのんでりぼんを買い、
さっそく読んでみました。
副題の「ENGAGE」ですが、これは大学編のと同じタイトルに
なっています。
今回はその続編、かと思いきや、大学編に入る前の高校3年生の
時の事を描いた書き下ろしで、ここは予想を裏切られました。
てっきり大学生活以降、ひょっとしたら社会人になった久住&香澄の
話か?とちょっと思っていましたので・・・
今回の32pの読み切りは当時の連載での最終回(高校2年の夏)
とその後の続編のENGAGEⅠ・Ⅱの間を繋ぐお話で、大学編を
出来れば事前に読んでおいたほうがより理解できるかもしれません。
詳しい内容は書きませんが(どこか別のブログであちこちネタバレ
されてると思いますので・・・)、柊先生的には最初のENGAGEで
大学入学にいきなり飛んだのでそこに至るまでの経緯や時間を
補足しておきたかったんだろうな・・・というのは読んでて感じました。
絵柄的には顔の書き方がよりやわらかくなったというか全体的に
面長になってるような?気がします。
当時に比べて鼻スジを書き込んだり口角をきちんと描いたり、
やはり昔のまんま・・・という訳にはさすがにいきませんが
おケイや沙樹・真理子・日野くん、懐かしいレギュラー達を
再びりぼんの紙面で見ることが出来て感慨深いものがあります。
今回はりぼんの60周年企画ということで、この号には同時期に
連載していたねこねこ幻想曲(ファンタジア)の高田エミ先生の1ページの
マンガも載っています。
今回の読み切りは32pと短いので果たして単行本されるのか?されると
したらページ数が足りないのでさらなる番外編を描くのか??など気に
なりますがどうなんでしょうか?
・・・まあ後悔したくないので今回思い切って雑誌を買った訳ですが。
最後に今りぼん他、多くの少年・少女マンガ雑誌が生き残りを
かけて大変だと思いますが、なんとか編集部や出版社の
皆さんには伝統ある雑誌を継続していって貰いたいと思います。