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言葉が出なかった.俺は、優子に負けたのだ・・・・・・・・

「こいつぅ~相変わらず口が達者すぎだな~それでお前は小学生のとき何回怒られたっけぇ~~~~~~~~~~~」

溝口がそういった.すると優子まで顔が赤くなってしまった.

そんな感じに時が過ぎていった.同窓会から帰宅する途中、俺は衝撃的な光景を目の当たりにしてしまった.

それは、目の前で、小ずれの親子の、親が、子供の前で、滅多刺しにされているところだった.そのとき俺は、何も出来なかった.なぜならあの時の栗原正留事件のときの光景にあまりにも似ていたからだ・・・・・・・・・・・・・・・・・

「まるでデジャヴだ・・・・・・・・・・・・・」俺はそう思いながらその小さな子供たちを抱きしめていた.子供たちがかなり大稗て見えた.


シャープ


子供の親は即死だったらしい.でもきになっていたことは、なぜ子供だけ生かしたのか、なぜ親を殺す必要があったのか・・・・・・・・・でも後々その理由を知らされることになる.二人の子供の弟のほうが、黒い封筒に血の様な赤いものがついたものを俺に差し出してきた.その中に紙はいっていた.紙には・・・・・・『もう一度親が果たすことが出来なかった恐怖を読みがえらすだろう・・・・・・・・・』と書いてあった.

子供に尋ねた.

「名前はなんていうのかな ♡」

少しやさしめにいってみた.

「直木です.」

「みさきです.」

と子供たちは答えた.

「よし分かった. 明日悪い人のことを、聴いてみてもいいかなぁ?」

と、俺が答えると・・・・・・・・・

「いいよ ♡」

あっさり答えた.

俺はそのときまでこの事件がここまで俺を苦しめるとは心から思ってなかった.



次は、Ⅰ Ⅰ です

第Ⅰ:0

俺は、その時、小学校のころのクラスメートと、先生で、開いている同窓会に、出席していた.

あのときのみんなとは違い、あんなにいじめてきた人たちも、やさしく接してきた.

その一人の、溝口が、一番最初に接してきた.

「そういえばよぉ、健次.志村のやつ、昔からカマっぽかったジャン」

そういえば、自己紹介を忘れてましたね・・・・・・・・・・・・・・・・俺の名は、小笠原健次という.みんなによく、「ケンジ」と間違えられる.本当は、「ケンヂ」という名前である.

親の手違いである.

俺は、溝口に返した.

「それが、・・・・・・どうした?」

「本当にカマになった?というか本当の女になってやがったんだよぉ~~~~~~~~」

「マジで・・・・・・・・」

俺はそう返した.

「志村の名前だけ出席名簿になくてさぁ、その代わり、志村沢子という名前が、書いてあったんだよぉ.そんで、見たことない女を、みんなで指差ししたら、そいつが、一番票が多かったから聞いてみたら、志村だったんだよぉ~~~~~~~~~~~」

「おい、雄輔、また矗ってんのかよぉ~~~~」

・・・・・・・・・・・・・志村だ.もう声まで女だった.

「ぉおっどろいたな~~~~~~.ご本人のおでましだぁ~~~~~~~~」

俺は少しからかってみた.

すると別の声が俺に言った.

「健ちゃん.か~ら~か~う~の~は~よ~し~な~よぉ~~~~~」

明美だった.俺は、応答できなかった.なぜなら、小学生のとき、本気に好きだった人で、それ以来苦手だったからね・・・・・・・・・・・・・・・

「健ちゃん照れてるのぉ~~~~~~~~~~」

優子が言った.俺は思わず・・・・・・・・・・・

「ぉおいっ!!!!!!!!!馬鹿っ!!!!!!!なにいってるんだっ!!!!!!!!!!!まさかっ、そんなわけっ!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


序章Ⅱ

1971年12月25日当時3歳だった俺は、最愛の家族を栗原正留の手によって自らの目の前で殺されていった.

それ以来、子供だったころの自分は、クリスマスのことを、人の命が、天へ舞い上がる日という妄想にくれていた.

当然親がいないわけだから近所の小さな施設に引き取られ、俺はすくすくと育っていった.

だが、小学校に入学してから間もないときに、俺の親が栗原の手によって殺され、いないことを知ってしまい、みんな俺に同情なしでいじめてきた.

でも俺が唯一みんなに勝てることといえば、体育ぐらいで、小2のころには、50メートル走でのタイムが、5.9秒、持久走では1.5キロを、3分を切ったことも多々ある.

むしろそのぐらいしかみんなに勝てることがなく背の順では、中3で、138センチしかなく、原動力も何もない脚力だけの人間だった.

中学生になってからの俺は、かなり荒れていて2ケツやAVそして終いにはシンナーに手を伸ばしたくらいだ.

そのころの俺の部屋には、レットカード、イエローカードが、てんこ盛りだった.

自分が警察になろうと決めたのは、中学生終わりのころで、理由は、自分は散々補導や注意をされてきたので、昔の俺みたいなやつに俺の経験で説得できる気がしたからだろう.

そして高校受験では、私立一校合格しただけで、そのほかの公立2校は落ちてしまった.

高校では、中学生だったころの自分の服装とは正反対で、警察になるための勉強に明け暮れた.当然部活にも入らず・・・・・・・・・・・・・・・・

集中力がなくなると、コーラ500ml.を一気にがぶ飲みした.

そんな感じに、いまじゃあ信じられないほど勉強していたのだ.

その努力は実り、見事難関警察学校に入学することが出来た.

しかし成人式で、飲みすぎてしまい、そのまま友達の車に乗ってしまって、その友達もかなり入ってたので、警察に飲酒運転で捕まり自分も取調べを受けてしまったので、退学になってしまった.

そんな波乱を乗り越えて警察になることが出来た.

序章Ⅰ

「続いて今日の特集です.日本中を恐怖に陥れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・連続殺人事件から1年経ちました.

そこで今日のテーマは、時効事件で一番記憶に新しいと思う栗原正留通り魔事件後の一二、二五事件についてお送りしようと思います.

その時、俺は12月25日の深夜ワイドショーを見ていた.

俺は、栗原正留が起こした一二、二五事件の日、その現場で、両親と姉と弟でクリスマスプレゼントを買いにいっていた..

そこで俺は両親と姉弟を失った.