栗原家がホームスクーリングをする理由、目的について | 国際福音キリスト教会〜栗ちゃんちのホームスクーリングのこのごろ〜

国際福音キリスト教会〜栗ちゃんちのホームスクーリングのこのごろ〜

教会学校(キングスキッズ)の栗牧師の家庭でのホームスクーリングのこのごろや子育て、信仰教育などについて普段着で綴ります。(=゚ω゚)ノ

このブログのメインテーマの家庭教育について、市の教育委員会に宛てて書いたホームスクーリングの説明をです。(^^;;[みんな:01]

小学校就学についての説明
栗原◯◯の父、栗原△と申します。キリスト教プロテスタントの国際福音教会つくばアガペーチャペルの牧師をしています。
春からの栗原◯◯の就学の件で△□小学校よりご案内をいただきましたが、我が家の家庭教育の方針により、学校へ登校させずに家庭学習によって私たち親が我が子への義務教育を行っていく旨をお知らせし、説明いたします。
 本来、義務教育の教育を受けさせる義務は親にあることと認識しております。ですので学校へ我が子を送らず、家庭で親自らが義務教育を授けていくことは親が子どもに教育をする義務を最大限に行使するものと考えます。私どもはこの教育スタイルを「ホームスクーリング」と呼んでいます。このホームスクーリングのムーブメントは、近年世界的な視野から見ると、特別なものではなく、アメリカをはじめ、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、メキシコ、南アフリカ、イギリス、日本と、世界各国に広がってきています。親こそ、知識や感性にかかわる子どもの教育にもっと責任を持つべきだという本来の伝統的な教育観が急速に広まっているのです。
これは現教育制度を非難するものではまったくないということをご理解ください。むしろ教育環境を積極的な私たちの意志で選択するものであります。また息子は、私どもと同じくキリスト教信仰を持っている祖母が行うチャーチスクール(今年で開校3年目)を身近で見学してきており、学校という教育環境以外にも学べる場があることを自然に認識しています。(同じ教会の親しくしている身近な家族も3組、すでにホームスクーリングを行っております。)
具体的に「ホームスクーリング」を選ぶ理由は以下のとおりです。

1.学校教育の環境よりも家庭教育の環境を選びます。
教育は親が子どもに持たせてあげられる最良の財産のひとつです。学校に預けるのではなく私たち親が教育する環境を私たちは選択します。教育の機会をとおして親子の信頼、絆を強めていきます。また聖書の教えに基づいて子どもの人格的成長についての取り扱いをしていたいと考えております。

2.キリスト教信仰に基づいて聖書をベースにした教育をいたします。
私たち夫婦はキリスト教(プロテスタント)を信仰しております。聖書を日々の生活、人生の指針として歩んでおります。息子もこの信仰を少しずつ理解し家族が一致して歩んでおります。さまざまな学習科目がありますが、基本的な教育のベースに聖書の神様について学び、神様が生きて存在し、私達を愛して全世界、宇宙、自然や生きとし生けるものすべてを創られたという価値観をもって学んでいきます。

3.家庭での義務教育を助けるサポートがあります。
私たち夫婦は小学校教諭やそのほかの教員資格は持ち合わせておりませんが、義務教育課程の教育は授けられると考えています。また、足りないところを補えるコミュニティー(当教会で開校されているチャーチスクール、全国のホームスクーリングを支援しているサポート団体チア・にっぽん、茨城支部主催の学び、学習会、年に2度あるホームスクーラーのためのコンベンション)もあります。そして、小学校教諭をしていた祖母の助けも得られますので心配はしておりません。
 カリキュラムについては、まだ思案中ですが、国定教科書を用いて義務教育過程の基準を押さえつつ、子どもの興味に柔軟に対応し、自発的に学ぶ姿勢を身につけさせていきたいと考えております。

4.社会性が育つ環境がすでにあります。
 私たちは、まず家庭の中で聖書の命令である「親を敬い」「隣人を自分自身のように愛する」ことを実践していくところに、まことの社会性が育つと考えております。聖書の学びを通して、自分自身の価値を知り、健全なセルフイメージを育てていきます。そして親を敬い、兄弟を大切にしていく子は、外に出ても他の人を大切にできるからです。(実際に、2011年の秋に行われたチア・にっぽんによるコンベンションに参加したとき、ホームスクールで育ってきた子どもたちとふれあう機会がありました。240名もの子どもたちが集まっていたのにもかかわらず、大きな喧嘩をする様子もなくお互いに譲り合い、ごく自然に兄弟の面倒を見、大人に対する丁寧な対応には、非常に好感が持てました。)
 確かに、学校に通わないと同年代の友だちと深くふれあう機会は少なくなると思います。しかし、息子は小さな頃から教会の中で育ってきており、赤ちゃんからご老年の方々と常々ふれあう環境の中にすでにあります。また、外国人研究者をはじめ教会に来られる外国の方々との交流もあり、その中で、伸びやかに成長してきています。

以上、簡単ではありますが家庭教育を進めていくことの理由とさせていただきました。
 なお、△□小学校への在籍については、今後話し合いの中で最善の方法をとっていけたらと思っています。本来、就学すべき子どもが平日家にいるのですから、小学校に迷惑となることがないように、△□小学校との連絡も取りつつ、良好な関係を築いていきたいと願っています。
 どうぞ宜しくお願いいたします。

2012年1月18日
栗原△・☆
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