大阪には危険地帯が幾つかあります。

梅田、天王寺、ミナミなどの繁華街などもその一つと言えますが、今回は大阪でも少し異質な地域を紹介します。

日本全国の犯罪者が集まる街。

潜伏する街。

それは、西成あいりん地区です。

僕は今日、雨の中久々にあいりん地区に行ってきました。

少し憂鬱でしたが、用事があったので。

先ずはこの場所、一言で言えば

おっさんが多いです。

もう大量ですよ。

そして姿無き相手と会話してる人がとても多く見られます。

「おう！久々やの！酒でも飲もかい」

ちなみに目の前には誰も居ません。

誰と喋ってんねん、ですよ。

まぁこのくらいは表社会で言えば、自転車に乗っている人くらい普通です。

目が合えば、言われる言葉は

「なんやねん」

「しばくぞ」

挨拶をしても返ってくる言葉は

「やかましいんじゃ」

「しばくぞ」

下手な挨拶が揉め事に繋がる。

なんでやねん、です。

喧嘩、博打、犯罪、死

これが日常茶飯事です。

今回雨が降ってたんですが、僕が傘をささずに歩いていると、おっさんが声をかけてきて

「兄ちゃん！雨濡れるがな！これ被っとかな風邪引いてまうど！」

あいりん地区にも親切な方が居るんだな

そう思っていたら

コンビニの袋を500円で売り付けてきたんです。

しかも小さいやつ。

被ることすら出来ません。

これぞ、しばくぞ、です。

中学生の頃に行った時には、道端でペットボトルのフタを10円で売ってたり

シケモクを10円で売ってたり

片方だけの靴を1,000円で売り込んできたことを覚えています。

自販機の安さも桁違いです。

写真を撮ろうとしただけで、ポン中が走って襲いかかってきたこともあります。

80歳同士くらいの男性が血だらけでタイマンはっていたこともあります。

そして、街を少しでも綺麗にしようと花壇に綺麗な花を植えると、区で決まった際には暴動が起こりました。

これがあいりん地区が、日本で唯一暴動が起こる街と言われる所以です。

警察でさえ覚醒剤の売買に関与してます。

ちなみに、日本で唯一鉄格子の中にある警察署が

西成警察署です。

刑務所じゃありませんよ？

警察署が鉄格子に囲まれてるんです。

普通ありえません。

しかし、この地区の住民にそんな常識は通用しません。

表社会の常識は一切通用しない街

それがあいりん地区です。

さて、

クイズと行きましょう。

そんなあいりん地区には野良猫や、野良犬が全く居ないのをご存知ですか？

全く見かけません。

わかった、あなたは鋭いですね。

その理由は

牛肉、豚肉、鶏肉、などと並び

猫肉、犬肉が食べられているから

です。

昭和40年代のあいりん地区では串焼き屋さんが流行っていました。

そこの人気メニューの一つが

“肉”

です。

メニューに

牛肉

豚肉

鶏肉

肉

と書いてあるのです。

その“肉”が猫肉、又は犬肉なのです。

店の裏に行くと、首の無い猫や犬の死体が転がっていることも。

都市伝説でもなんでもなく

事実です。

確かに僕たちは日常的に、牛や豚などの家畜の肉を食べることはあります。

その点で言えばある種の差別のような価値観になるのかもしれませんが

あまり食べると聞いたことはないし

僕は実際に猫を飼っていたりするので、ビックリしました。。

最後に、今現在のあいりん地区は外国人バックパッカーにとても人気です。

その理由が

500円程度で泊まれる宿舎

通称“ドヤ”が多いからです。

2,000円もすれば高級施設に宿泊することが出来ます。

トイレ、シャワー、Wi-Fi完備です。

そしてあいりん地区の住民と酒を飲むことが出来ます。

大阪観光に来られる方、是非泊まってみてはいかがでしょうか。

大阪 危険地帯

大阪危険地帯