大晦日になんの思い入れがないため、毎年気づいたら大晦日を終えている
ある年は「ガキ使 笑ってはいけない」を見ている間に年を越し
ある年はゲームに勤しんでいる間に年を越す
あけましておめでとうの意味がわからないので、LINEがきても既読スルー
年越しを待たずに、布団の中へ入ることも多い
こういった年越しの習慣を楽しめないのは、性格、育ちによるものと思っていたが、実はそうではないと気づいた
習慣に対して無知であることが、世の中への関心を無くさせてしまってるようだ
大晦日の習慣について調べてみた
年越しそばは厄を切るために食べる習慣らしい
年越しを祝うのは、数え年の習慣だったと考えられる
大晦日には除夜の湯といって、毎日お風呂に入らなかった時代にはお風呂に入る習慣があったようだ
今なお続くような習慣には、そのときの時代背景や思想や思考といった想いが詰まっている
なぜそんな習慣があるのかを知るとその考えにあやかろうなんて思ったり
慎み深い感情になったり、気持ちが揺れ動くようになる
流されるのが嫌だといって習慣を楽しめないのは、愚かで蒙昧な考えだ
学ぶことで気持ちが動く
情緒を感じることが、人生を楽しむコツである
人生は長いようで短いとよく言われる
それを実感することはまだないが、短い人生はできれば楽しいことが多い方がいい
教養こそ、人生を楽しむいちばんの秘訣だと最近になってようやく実感する
今年の大晦日は年越しそばを食べよう