ふと、この看板を見て思い出した話。
「トムとジェリーは最高の名勝負数え唄だよ」
こちらの言葉、とあるレジェンドの方と話をした時に聞いた言葉なのです。
そのレジェンドというのは…
天龍さんなのです。
天龍さんがアメリカ遠征時代、テキサスの中でも田舎であるアマリロに滞在していて当時はもちろんネットなんかもなくて、英語がわからないけどとりあえず付けていたTVで唯一理解出来たのがトムとジェリーだったと。
毎回対戦カードはトムvsジェリーのシングルマッチ。
だけど毎回毎回シチュエーション、ストーリーが違っていて楽しめる。
いつもはトムがジェリーをイジメて最後は痛い目に会うことが多いけど、たまーに逆にジェリーが痛い目を見たり。
何話も何話も続いて、何年も何年も、世代を超えて楽しんでもらっている。
これ以上の名勝負はないよ、という話を聞かせてもらいました。
それ以来、プロレスの映像を見まくって煮詰まった時はトムとジェリーを見て
「いやー、やっぱりトムとジェリーは最高の名勝負だ!」
と気持ちを切り替えることが出来るのです。
天龍さんがトムとジェリーを語るように、私もベテランになった時に何かを名勝負に例えられるように見聞を広げていきたいと思います。