久しぶりすぎて何から書いていいやら・・・って感じですが。
とりあえず最初に就職した時のことあたりから記憶を辿りながら書いてみようかな。
試験合格後に就職した事務所は個人事務所ではなく、法人でした。
もともとは個人事務所だったのですが、債務整理バブルの波にうまくのって拡大したような会社でした。ここの特徴は、代表がかねてから、会社組織にすることを目指しており、経営という学問に憑りつかれているような人でした。経営のモットーはマネジメントと資格業の分離でした。
そのため、無資格者が事務所を束ねる?というような形態もあり、当初は困惑しました。ただし、業務についてはあくまで資格者が指揮系統・責任を持つという形だったので、まぁいいのかな・・・?
当時はまだ債務整理が盛んだったので、例にもれず私も最初の1年~2年は債務整理に没頭しました。まだ武富士も商工ファンドも元気だった頃のお話しです。
しかし、私が配属された支店では、案件が大量に停滞しており、しかもノウハウもほとんどない状態でした。最初の頃は事件の停滞やお客からのクレームが怖くて怖くて、即刻やめてやるーなんて思っていましたが・・・。
特に入社した当初にいた司法書士がこれまた使えないやつで・・・その時はまだ私も登録していませんでしたので、言うこと聞くしかなかったのですがほとんど自分一人で事件処理している状態でしたねー。大きな債務整理事務所なんてこんなものなのかもしれません。
当時はちょうど任意交渉では過払い金の全額回収が厳しくなってきていて、裁判手続きで過払い金を回収するスタイルに移行する時期でした。しかし、自分の支店には過去の資料や判例などもあるはずもなく・・・特別研修は受けたましたが、あの研修は全く使えないので!ネットで情報収集した裁判例の事件番号をメモって、裁判所の謄写室で弁護士さんなんかの準備書面をメモリまくる(笑)といった古典的な方法でノウハウを蓄えていきました。
三和ファイナンスへの文書提出命令と履歴を開示しないことに対する損害賠償判決、最高裁の判例が出る前の、クラヴィス⇒プロミスの債権切り替え一連計算の判決などは良く記憶に残っていますねー。分断事案も相当数やりました。
そんなこんなで債務整理でかなり面談数もこなし、いまにも繋がる顧客とのコミュニケーションスキルが磨かれた気もします。債務整理って結構わがままでクレーム気質のお客も多いですからね。
そんな感じで最初の1年くらいは債務整理中心だったのですが、途中から会社の方針として先を見据えて、債務整理以外の業務も新規開拓するということでいろんなこともやらされました(笑)
特に記憶に残っているのは債権回収業務。
どこぞやの無責任コンサル会社の指導に従い、ホームページオープンしてみたら電話なりまくって、うさん臭い個人間のお金の貸し借りや、賃料請求やらなんやら相当裁判業務担当しました。事務所の近くのアパートが反社の集団に占拠されてて、現地調査に行ったら、相手方に見つかって、部屋の中に軟禁されそうになったり・・・専門書の見よう見まねで占有移転の仮処分やら、強制執行やったりと・・・よく経験もないなかあれこれやってたなーと今思い返しても感慨深い(笑) 明け渡し執行、動産執行、債権執行、とほんと貪欲にチャレンジしまくってました。実はこのころの経験が生きて、今も上場会社の法務契約に繋がっている案件もあるので、いい経験だったのかもしれません。今は割にあわないので裁判業務ほとんどやりませんが、このおかげでやったことのないことにチャレンジする精神が養われた気がします。
とにもかくにもそんな感じで、多くの新人司法書士がやりたがっている企業法務や決済、後見なんかとは相当かけ離れた業務をやりまくってたのが最初の1年でしたね。
なので、焦りや不安もあったけど・・・・まー一度は経験しといた方がその後の業務の幅が拡がるってことで良しとしときましょう(笑)今日はこれまで~。