Gayの筆者が感じたことやミニ小説を綴るブログ。日々いろんな出来事があるけど、ショートケーキのように甘酸っぱさを表現していけたらと思っています。
自己紹介でも書きましたが、私は戸籍上は男、性自認も男、だけど恋愛対象は男性の、いわゆるゲイです。今日はこれについて触れさせてください。"LGBT"これはレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字を取ったものでしたよね。これらは昔と違ってタブーから脱し始め、キッカケのひとつとしてはテレビドラマ「金八先生」で上戸彩が性同一性障害の役を演じたときにセクシャルマイノリティと言う言葉で浸透し始めたのだと思います。それ以外にも性自認を不明（クエスチョニング）として堂々と生活している人も居ますし、私の場合はゲイではありますが、リアルでの性的指向はフィクトセクシャルに近いのかもしれません。実際に人間が出演している映像作品（適法のものですよ）には強い反応を持つものの、仮にその人とリアル対面しても性的な反応は無いんです。恋愛指向としてはアンドロロマンティックなのかなって思います。アンドロロマンティックは「男性に対してのみ恋愛感情を抱くこと」で、ホモロマンティックの「同性に対して恋愛感情を抱くこと」にも確かに似ている気がするのですが、MtFの人を好きになるかと言ったらそうでもないし、女性やFtMの人との交際も自分の中では上手くいかなかったと感じたため、これは自分の中では「男性だけだな」と感じたことがあります。女性との強い友情関係みたいな価値観は信じてるんですけど、これと恋愛は別物だと思っています。さて、性における自己紹介はこのぐらいにして、社会的な話をしましょう。現在ではパートナーシップなど議会での条例整備をはじめ、企業の講習や学校の授業でも「AB型や左利きと同じぐらいの確率でセクシャルマイノリティの人々が存在する」と教えることもあるそうです。マジョリティとマイノリティで分けたら確かにマイノリティにはなりますが、1億人以上の人口が居る日本です。「13人に1人がLGBT当事者」と言う調査結果もあり、そこまで誤差の無さそうなので相当な人数と言うことになります。その中では、前向きにLGBT啓発の活動をしている人、親から「結婚はまだか」「孫の顔が見たい」と言われて悩んでる人、結婚して子供が居るけどゲイだと言うことを隠しながら生活していても気にならない人など、本当に十人十色。考え方としても、ゲイの間で好まれる男らしいとされる短髪やマッチョな体型づくりをして同じコミュニティを形成しているゲイ、逆にそういうステレオタイプの一括りにされるのが嫌だと感じるゲイ、肌の露出などの奇抜な恰好や女装・ドラァグクイーンと呼ばれる格好でLGBTパレードを表現するゲイも居れば、そのような表現を受け入れにくいゲイもいます。また、「政治でもLGBTのことで騒がれてるけど現状を変えずそっとしておいて欲しい」ってゲイが居る一方、「過去、お付き合いしている人の身に不幸があり、パートナーシップなど法的に守られていなくて死に目に逢えなかったから同じような目に遭う人を無くしたい」と声を上げているゲイも居ます。私自身が生活で取り入れているのは「偏見を言う人との関係が続けばお互いが不幸せになるだけだから無理に受け入れずに関係にピリオドを打って切り捨てる」と言ったところでしょうか。少し過激な言い方ですが、この現状は「排除と言う正義のヒーローが解決してお終い」のようににはならないと思っています。社会問題のことを少し取り上げましょう。ゲイへの茶化しをテレビや漫画の材料として使うことは昔からありましたが、ここ何年かでは「吸血鬼に襲われるとゲイになってしまう」と言う映画が物議を醸しだしたこともあります。SNS上でもいろんな意見を見ましたが、ゲイの立場からの「これに抗議して排除に追いやったとすれば、同時に制作サイドの表現の自由を奪うことになる」と言う意見があり、これがやけに目立って見えました。今の時代にしっくり来る表現ってことでしょうか。一方、別の面でも最近ビックリしたこともあります。一時期あまり聞かなかった「ホモ」と言う言葉が復活したこと。2000年頃からインターネットが容易に扱えるようになり、個人HPなどから差別助長防止のようなニュアンスで当事者自ら「ゲイ」と言う言葉に置き換えて行ったのに何故戻った？と思って調べてみたら「ホモは謙譲語」と言う話がどうもゲイの間のインフルエンサーから広まったことが原因だそうです。ゲイの間だけでもいろいろな考えがあるんですね。さて、次回は「差別とそこから生まれる文化」について取り上げて行こうと思います。
はじめまして。初ブログ記事をお読みいただきありがとうございます。今回のブログは周りの人には宣伝せず本当にゼロから立ち上げることにしました。これで読者増やすのはなかなか難しい挑戦だと自分でも感じているのですが、挑戦なので今後も知り合いには宣伝せずに書いていこうと思います。さて、自己紹介に移りましょう。まず、年齢や誕生日は先入観の原因になることがあるので公表しません。ヒントではないですが二十歳以上であると言うことだけ覚えておいてもらえればと思います。（まぁ、世代がバレるであろう時代背景の出来事を取り上げるつもりではあります。）私は戸籍上は男、性自認も男、だけど恋愛対象は男性の、いわゆるゲイです。LGBTの、特にゲイに関しては次回のブログで取り上げるとして、自己紹介の続きですね。リアル世界での一人称は「俺」と「自分」なのですが、このブログの中では「私」で統一するつもりです。（小説テーマを除く）趣味は遊園地に行くこと、犬と過ごすこと、編曲、歴史探訪（博物館やネット）などでしょうか。ブログではそんな話題も短編エッセイのように載せようかと思っています。文章を書くのは好きなような苦手なような…じつは一時期、とある小説家のアシスタントをやっていたことがありましたので、中身が伴っているかは別として出来ると思います。まぁブログを書きながらマイペースに成長していければと思っています。いま現在、付き合っている人は居ません。まぁ過去に甘酸っぱい出来事もありましたので、もしかしたら再構成した上でオリジナル小説に載せるかも！？だらだらと書き綴った自己紹介になってしまいましたが、どうぞよろしくお願いします！
