松戸上本郷道院のブログへようこそ!
皆様、追い込まれていますか?
人生において、あまり追い込まれるって嫌ですよね。私も嫌です。
でも、人間が自分の意志で、ゆとりもそこそこある中で、セルフコーディネートして成長していくのってかなり難しいことだと思います。
やりたい分だけやろう、だとどうしても甘えが出ますしあと一歩の成長ができないと思います。
「追い込まれて、やらざるを得ない状況に立たされた人ほど成長する」というのがありました。
少林寺拳法は養行ですが、あと一歩の追い込みや無茶ぶりを道院長が行うべきかなと思います。
その『あと一歩』はもちろん、達成不可能なものではなく道院長から見て「こいつならここまでできるはずだ!」という信頼のもと行うべきですね。できもしないと思っているものをぶん投げて、たまたま出来たことで大きく成長することはあるのかもしれないですが、「多くの失敗」を伴うものだと思いますし、何より信頼関係のないものは好ましくないと私は思います。
「道院長」という無茶
現代日本において、というかいつの時代にも、ライフスタイルの中に「道院長」が入ることはありません。
他武道の先生であれば「それでいくばくかのお金を稼ぐ」ということもあると聞いていますが、そもそもに完全ボランティアでこれほどの労力を求められるものはありません。言ってしまえば制度自体が無茶なのです。
でも!だからこそ!無茶と知りつつ「ちょっと自分を追い込んでみるかー」と道院長になってみてはいかがでしょうか?
働き盛りのサラリーマンが道院長になるのがまぁもっとも無茶な気がします。とはいえ他の世代で道院長になるのが無茶ではないかというとやはり無茶です(笑)
若い時には時間とお金がないので、道院の為に仕事を過度に犠牲にするとお金が、またそれに伴って家庭が崩壊する可能性があります。ですが、老後の第二の人生で道院を出されるのは、そもそもの体力要素で無茶があります。
その無茶を乗り越えて、ちょっと自分を追い込むからこそ通常の人生では得られない成長がまっているのではないでしょうか?
一人でも多く、道院長になってくれる人が増えることを期待しています。
松戸上本郷道院は2025年度上期新入門を大募集中です!興味を持たれた方はぜひご連絡ください!