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誰でも、何か新しいことをするのって大変ですよね。

 

仕事でもお勉強でも、趣味みたいな楽しいものでも、新しいことをするのはそれなりに大変ですしエネルギーを消費します。

 

そりゃそうです。新しいことは「知らないこと・わからないこと」の連続なんですから。

 

「知らないこと・わからないこと」は最初できなくて当然なんです。知らないしわからないのでできるはずがない。

 

少林寺拳法の技もそうで、基本的に最初からできるなんてことはない。何度も何度も失敗して少しずつ理解して少しずつうまくなるものだと思います。「できなくて当たり前」の精神でどんどん失敗して、失敗という経験を蓄えて徐々に徐々に失敗の裏返しである成功のラインを把握していけばいいと思っています。

 

暗闇で田んぼ道走っていれば、そりゃ脱線もして田んぼにハマると思うんですが、そういう経験をしながら「ここは注意」ということを学んでいくんだと思います。

 

 

 

たまに思うのは、できなくて当然のことを「できなくて悩む」人が意外と多いのではないかなと思います。初手からできなくて悩む。落ち込む。「知らない・わからない・つらい」みたいになる。いらないですよね。この最後の「つらい」って。

 

そりゃ10年同じことやってて10年間同じレベルで「できないー」って言ってたら少しは悩んでつらい思いをしたらいいのかもしれませんが、少なくとも最初は自分を責める必要なんて何もなく「初めてなんだから当然だろ!経験を積ませろ!」というぐらいの気持ちでいいのかと思います。

 

 

このような悩んでしまう人をみるにつけ「この人は自己評価が天才のそれで、その通りに出来ていないからつらいのではないか?」と思うことがあります。「こんなこともできない俺なんて・・・」みたいに自己評価が低いような挙動を示しているが、その自己評価の低さの根源は「1回目からできてもいいはずなのに」という天才がかった高い自己評価に基づいているとしたらちょっとおもしろいですよね。

 

 

我々凡人は、凡人として堂々と間違えて、常識的な失敗回数で常識的な成長を遂げ、それを繰り返していつかまわりから「すごい!」と言われるレベルに到達していたらこれ以上のことはないのではないかと思っています。

 

気楽に挑戦して、気楽に失敗し、気楽に成長していきましょう。

 

 

 

 

 

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