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少林寺拳法は、社会に役立つ人間を一人でも多く作り出そうという目的で作られたものです。

 

社会に役立つ人間は、いざという時に役立てるだけの余力がないと務まりません。どういう風にすればその余力を生み出せるのか、私なりに気を付けていることを紹介したいと思います。

 

 

空き時間を埋める

最初から矛盾するようなことを言ってしまいますが、空き時間をたくさん作ること=余力があること、というのが一般的なイメージかと思います。ですが、たいてい空き時間は作りにくいですし、空いてる時間があるとその時間に甘えが生じ、その他の案件をだらだら過ごしてしまって結局空き時間が無くなってしまいがちかと思います。

 

単にその他の効率が落ちるだけというイメージです。

 

なので、空き時間は積極的に潰して、できれば「絶対にやらなきゃいけないわけではないけどやったほうがいいこと」とか「人のためになること」あたりで潰してしまうのがいいと思っています。

 

道院の指導ツール作成とか、技や指導方法の研究とか、そういうやつですね。自分の趣味でやる資格勉強とかもそうです。

 

そうすると、まずは単純にスキルアップにつながります。

 

大切なのは「マストじゃないけど、やっとくか」ということをたくさん持っておくことです。優先度をいくらでも下げられる。

 

 

優先度を見誤らない

いろんなことを幅広にやっておくことで、ひとつひとつの効率を常日頃高めておくこと自体の価値があります。

 

そして、いざ何か追加でやらないといけないことが入ってきた場合「マストじゃないけどやってたもの」を一時的に取りやめ、その時間を「追加で発生したマスト案件」に充てることで、対処します。

 

大切なのことは、優先度が低いものは優先度が低いものとしてちゃんと把握しておくべきことです。人間だれしも日常のペースを乱されるのは嫌なものです。どうでもいいはずのルーティンに過度にしがみつき、本当にやらないといけないことを劣後させてしまったり、また優先度の低い案件をとりやめることへの(本来ないはずの)精神的ストレスを抱えないことです。

 

切り離せるパーツが常にたくさんある、という余裕を持つためのものですから、安心して手放すべきです。

 

また、つねに稼働していた時間ですから、ほかの案件が入ってもそんなに苦にもならないですし、マストではないものが日常にたくさんあるので「マスト案件がスタックする」ということも避けられます。

 

ここが空き時間を持っておくこととの大きな差異です。

 

 

まわりからの評価

自分の余力を持つためにやっていることですが、これをやってるとまずは普通にスキルアップします。勉強してますから。

 

あとは「いざとなったらあれとこれを辞めていい」という気持ちがあるので、基本的には余裕が出ます。

往々にして「いざという時」で「時間が必要な時」って誰かのサポートとかだったりするので、そういう時にさっと動けることでありがたいことにいい評判になったりします。お得です。

 

社会に役立つ人間を作るために余力が必要。だから余力を作るためにやっていること(マストではないこと)自体が社会に役立つ人間への一歩になってるっていいですよね。自分にとってはマストですらないのに。この気楽さがまた良いのです。

 

 

 

それでもさぼりたいとき

人間ですから「空き時間がないなんて嫌だ。ゆっくりしたい!」って思いますよね。わかります。

 

そういう時は休めばいいんです。まずはいったん埋めておいて「でもゆっくりしたい!」と思ったときはマストでないものを取りやめてゆっくりしたらいいんです。「ゆっくりしたい欲求」がマストじゃないものの優先度を上回っただけの話です。

 

三日坊主でも何でもいいので、とりあえずは「やっとくか」という案件をたくさん作って、気の向いたものをスケジュールの中に放り込んでおけばいいんです。

 

 

 

おすすめの「マストではないこと」

ここまで読んでいかがだったでしょうか?余力、ほしくないですか?

 

余力を持つためには、一見余力が全くないぐらいにやることを詰め込んでおき、何かあったら優先度の高いものに集中していく、というものです。

 

とはいっても、マストでないものでやったほうがいいことって何なのか思いつかないこともあるかと思います。ですので、一つ紹介させてください。

 

 

私の中でおすすめの「マストではないこと」は少林寺拳法です!

 

結局それが言いたかったんかい!と怒られそうですが(笑)、実際のところどうでしょう?

 

まず「体を動かす習慣」が身に付きます。「会社・家庭以外の居場所」が手に入ります。物騒な世の中ですので、うまいこといけば護身にもなります。段位なども取得し、資格取得的な要素もあります。そして、当然マストなものではないはずです。

 

私みたいにどっぷり沼にはまるとマストになりますが、多くの方にとっては違うことは理解しています。とはいえ「少林寺拳法の練習に行きたいから仕事を効率的に片づけて早帰りした」なんていう話はよく聞きます。こういうところにも「マストでないものを詰め込むことで効率化が図れる」というのが出てるのかと思います。

 

それでダメだったら、練習をお休みすればいいのです。マストではないのだから。

 

 

いろいろと書きましたが、本日は私の実践している「余力づくり」でした。少しでもご参考になれば幸いです。

 

 

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