なぜ私が手越くんのファンなのか。それは、考え方や、こうありたいという理想が似ているからです。私の中での彼は、アイドルというよりは、心の同志です。

 

 久しぶりにブログを更新したかと思えば、長たらしい、新曲ともライブとも関係なさそうな話ですみません。しかしながら、これは他者からの承認を全く無視したブログなので続行いたします。自分でイイネを押すやつですね、古賀さん(タイプライターズより)。

 

 私は20代の頃に、3人の身近な人達を続けて亡くしました。そのうち2人は本当に予想していなかった出来事で、明日突然死ぬということが、自分にも起こりうるということを実感というレベルで認識するきっかけになりました。

 短絡的にできているので、その頃から、「明日死んでもいいように生きたいという」というのが、私の信条になりました。なので、専門職につきながら、これといった強みのない自分に疑問を感じ初めていた頃だったので、アメリカで資格を取ってこようと、突然決めました。色んな人から驚かれたし、何のコネも無かったので、無謀だと笑われもしましたが、結果、うまくいきました。同じようなことを言って本当に実行している人がいて、非常に心強かったです。それが、スティーブジョブズです。

 

え?そこはてごちゃんでしょ?これ、てごちゃんのファンブログでしょ??って思いましたよね。もう一度言います。これは他者からの承認を全く無視したブログです。

 

 人生の点を繋ぐ話と、自分のやりたいことへの愛情と、やりたいことを失った話、そして最後に死について、ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で学生達へ送ったスピーチです。

 全文はとんでもなく長いスピーチですので、私の意訳たっぷりな上に、かいつまんで順不同にほうりこんであります。

 

 「もし今日が人生最後の日だとしたら、僕はこれから今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?」という問いの答えが「NO」だという日が何日も続いた時、それは変化が必要な時だと彼は言います。この世にある、ほとんど全てのものごと、例えば、外部からの期待、自分のプライド、屈辱や挫折に対する恐怖、そういったものは、死に直面した場合、どうでもよいことで、本当に大事なことだけが手元に残ると。

 「自分も死に向かっているということを自覚しているということは、私の知る限り、何かを失ってしまうかもしれないという思考の落とし穴を避けることができる最も良い方法です。時間は限られています。誰かの人生を生きることで、時間を無駄にするべきではありません。一番重要なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つ事です。」

 

 このスピーチに沢山の勇気をもらったし、そして今でもモチベーションの源になっています。

 

 僕は、家族や親戚で急に他界してしまったのを何度も間近で見てきたんです。そのたびに「この先どうなるかなんてわからないんだな」と実感させらえて、悔いが残る人生は送りたくないと強く思うようになった。(日経エンタテイメント2016.9 より)

 

 てごちゃんは、いろんなところで一貫してこうコメントしていますね。ああ、この人も、自分が死ぬということを実感として知っている人で、その瞬間を真剣に生きているのだな、と、とても身近に感じたわけです。

 

 

 そして、彼の影響を受けたという本「嫌われる勇気」を読んでみて、改めて、この人自分に似ているなと思いました。自己啓発本の類は、自分自身でも結構読んだりはしますが、この本は共感することも多く、今までの中で一番面白かったです。「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。」というところを何回か引用していたけれど、他にもどんなところに共感したのか聞いてみたいです。

 私の予想は、「他者の評価を気にかけず、他者から嫌われる事を怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。」じゃないかなと思ってます。

 

 たまに、こんな本を読むなんて、手越くんは本当は弱くて傷ついているんじゃないかと心配している人がいますが、私は違うと思います。

 多くの成功を手に入れている人は、沢山の努力のもとに自分との戦いに勝って前へ進んできた人達です。最初から強い人なんているわけもなく、どうやったら精神的に強くなって試練を乗り越えていけるのか、常に研究をしているので、いつも自分をインスパイアしてくれる、人であったり、言葉であったり、どんなに強い人でも持っているものです。

 CWCの副音声中にも、しきりに選手にメンタルトレーニングについて聞いていましたね。毎日ものすごいプレッシャーの中に身を置いてるサッカー選手ですから、もちろん一つのテクニックとしてメンタルトレーニングを受けているわけです。てごちゃんは、そうやって、日頃から成功している人から学びたいという意欲が強い人で、また、自分が良いと思ったら「そんな考え方があったんだ!自分もやってみよう!」と、あっさり自分を変えられる柔軟性を持った人だと思います。

 

 嫌われる勇気の言葉を借りれば、少しくらい不便で不自由なところがあっても、そのまま変えずにいるほうが楽なので、多くの人が変わらないことを選択する中、変わる事で生まれる不安と、これに加えて彼に変わらないでいることを熱望する人からの批判を恐れない勇気を持っている手越くんが、私は好きです。そんな彼の勇気はいつも私の背中を押してくれます。

 

 

 これはジョブズのスピーチの引用ですが、「人生の点と点は必ず繋がる。その繋がりは、前もって知ることはできなくて、後からしかわからないものだから、この点はいつかどこかで繋がると信じて進んで行くしかない。」

 

 彼は一度、内部の人間関係の対立から、自分が創立した会社からクビになりました。普通の人でも大変な出来事だけれど、彼の場合は、世界中の誰もが自分の失敗を知っている”Public Failure”なわけで、計り知れない喪失感と、堪え難い羞恥心だったでしょうね。本人も、シリコンバレーから逃げ出してしまいたかったと言っています。

 彼が立ち直ったのは「それでも自分がやっていることが大好きだ」と思ったから。「僕は、自分が前に進み続けられるたった一つの理由は、本当に好きなことをやってきたからだって自信を持って言える。」

 あれだけ世界的な成功を収めた人を突き動かしていたことは、いたってシンプル。やりたいことへの愛情と情熱ってすごいエネルギーだなと、思いますね。

 

 NEWSがデビューしたばかりの頃に、どんなキャラでやっていきたいの?とインタビューされて、一生懸命手をパタパタさせながら、「歌、歌をやっていきたいです!」と答えているのが本当に可愛くて。その頃から色んな「点」を経験して、それでも一貫して歌うこととサッカーがが本当に好きでここまで来たんですよね。

 

*注 画像と前述のインタビューは関係ありません。かわいいから貼っただけ(笑)

 

 変わることを恐れず前に進めるてごちゃんの「点」はカラフルで、見ていて楽しい。私は、そうやって、増えていく点を遠くからみながら、いつか素晴らしいところで繋がるのを見守っていきたい。

 

 

 

 最後に、嫌われる勇気から。「もしあなたが他者の期待を満たすために生きているのではないのだとしたら、他者もまたあなたの期待を満たすために生きているのではないのです。相手のことを信じること、これはあなたの課題です。しかし、あなたの期待や信頼に対して相手が動くかは他者の課題なのです。」

 

 シゲちゃんが、タイプライターズで言っていたように、芸能人ですから、他者からの承認がないと、いまここ(テレビの前)にさえ立てないといった面は確かにありますね。だからこそ、いつも他者の視線を気にして、他者からの評価に怯え、心を壊してしまう人が多々いる世界なのでしょう。

 ファンの気持ちももちろん大事ですが、彼らもファンの期待を満たすためだけに生きているのではないし、本人がやりたいこと、あるいは発言が、ファンの期待と違うこともあるでしょう。ただでさえ、いっぱい編集されてほんの一部しかみれないのに、その上ファンに気を使って、自由をとことん制限されたものだけしか見れなかったら、面白くもないですね。 

 日々の彼らをとりまく風景や人間関係から色んなものを感じ取って、大小の差はあれど、少しずつ変化していき、それが作品や考え方へ反映されていくわけで、それを見れるのもファンの醍醐味ですよね。

 私は、彼らが毎回、「今回が最高傑作」と思ってみせてくれている真剣勝負を楽しんでいきたいなと思います。

 

 2017年、仕事は全部うまくいくということだし、ボーン、ズキューン、ドコーン、オッケー! てごちゃんが、本当にやりたいことをやれる年でありますように。声と、表情と、歌詞で今年も私達を魅了してね。写真撮るの忘れちゃったからないけど、EMMAはてごちゃんの声がよく生きていて、私は好きだよ。

 

 皆様、一風変わったファンではありますが、本年もよろしくお願い致します。