お久しぶりです・・・毎回、間が開いてしまいすいません・・・

文字のサイズをあげてみました・・・・

いや、特に意味があるわけではないのですが・・・


さて、本日は、がん関連の記事ではないのですが、

面白い言葉を教えてもらったので書いてみますよ~


その名も・・・・


ドクター・ショッピング


または


ホスピタル・ショッピング


だそうです

めっちゃお金のある人が、病院を買って、転売して、もっとお金持ちになるって話ではありません


この言葉を教えてくれたのは、内科医の「さわやか氏」

(詳しくは、右側の登場人物を参照)


さわやかか?さわやかなのか?

と、聞かれれば、「さわやか」というより、「ぶっちゃけ」な人なのですが

色々と面白いことを教えてくれるので、結構ファンなのです

ゆうは、去年くらいから背中の痛みに悩まされてて

(あれ?もっと前?)


「これも、手術の影響?」


って思ってたのですが、実は胆石持ちだったことが判明

その頃から、さわやか氏にはお世話になってます

今年の6月、胆嚢摘出手術を受けたので、もう彼のところに行く用事は無いはずなのですが・・・・

今回は、3ヶ月ぶりに行って来ました


だって・・・・何故だか背中が痛いんだもん

その上、油関係のものを食べると、結構な頻度で下痢・・・・・


「なんでもないよ」


と、言ってもらって、安心してきましょう&彼の面白話で、爆笑してこよう~

って気軽に行ったら・・・・・

しっかり病名をつけられてしまいました


胆嚢摘出後症候群」


略して・・・胆摘後症候群、だそうです


胆石を取るって事は、胆嚢を取るってことになるのですが

胆嚢も、胆石も、摘出しちゃってるのに、胆石があるかのような症状が出ちゃう人が、たまーにいるらしく・・・・

ゆうは、その、たまーに・・・の部類に入ってしまったようです


そうか・・・それで、ラーメンやケンタの後は、だいたい背中が痛いのか・・・納得


なんで、無いのに、痛いんだろう・・・・謎

気分は・・・

ベトナムで足を失った兵士が、足が無いはずなのに、足をかいてくれって要求してるって感じ・・・・

脳の錯覚なのかな・・・・?


とか、考えをめぐらせてみたのですが

この病気、まだ良くわかってないんですって


CTしても、胃カメラ飲んでも、異常は無い→でも、痛みはある


って状況になってしまうらしく

この症候群になっちゃった方(みなさんではないですよ)が、

はまってしまうのが・・・・・


ドクター・ショッピング(ホスピタル・ショッピング)


なのだそうです


痛みの理由を求めて、色んな病院を渡り歩くんですって

どの病院でも、

「異常は無いですよ」

って、言われて

「この病院も駄目か!」

って、次の病院へ・・・・

その行動の根底には、病院への不信感があるのだそうです

・・・その気持ちは、わからないでもない

不安や、緊張と戦いながらも、全身麻酔を受けて手術

これで、やっと「あの痛み」から開放されると安心したのに

また、じわじわと痛みが再開

「ちゃんと手術をしたんだろうか、この病院で大丈夫なんだろうか」

って、不安になっちゃうのは、仕方が無いかもしれないですね・・・


でも、ゆうは、ショッピングはしないのです

納得するまで、医師に説明を求めるし・・・

原因のわからないものって、あるんだろうなって、思うんです

特に、体に関しては・・・・

何がどう作用するかって、わからないですもんね

わからないなりに、最大公約数の部分で効果が期待できるって事を治療としてやっているのだろうし・・・・

治療が「絶対」なら、がんの再発も、転移も無いはずですもんね


痛くなったら、しかたがない、コレとどう付き合っていくかな


って、思うように・・・なったんだと思います

さわやか氏にも


がんになったから、そう思えるんじゃないの?


って、言われました

・・・そうかもね、がんって、考え方の回路を変えるほどの事件だよね・・・・


とりあえず、痛み止めとして、鎮痙剤(ブスコバン)を出してくれました

痛くなったら、飲む。

ってことです。効くといいな~


あ、下痢ですけど

便秘と下痢を繰り返すので、神経・・・なんたらかんたら・・・らしいです

なんか・・・繊細な人みたいだわ・・・・




ちなみに、さわやか氏

彼は、自認していないと思いますが

口癖が・・・・


「かわいそうに・・・」


です

ゆうが、

胆摘後症候群で痛みが復活した・・・とか、

ホットフラッシュが出たりしたとき・・・とか

診察でおなか出したときに、手術後がケロイドちっくになってるのを見たとき・・・

に、高確率で


「痛み、つらいのか・・・?かわいそうに・・・」

「ホットフラッシュだな・・・大丈夫か?かわいそうに・・・」


とか言うのです

普段彼は、

「ぶっちゃけ☆おれおれ☆げはげは」

なので、尚更、優しいその言葉の重みが増します

その言葉を聴いて、ゆうは・・・正直癒されてたりします

内心


「そうでしょ?かわいそうでしょ?がんにもなったし、縫い目もでかいし、背中も痛いし、あたしってかわいそうーーーーーうわーーーん!!」


って、子供になれちゃうのです

(もちろん、表面には出しませんよ)

がん患者って、強気じゃないと出来ないじゃないですか

一生懸命虚勢を張って、

家族や友人を安心させたい

気丈に戦って、治療を乗り越えたい

いつもついてくる言葉は、

「がんばりましょう」「がんばって!」

もちろん、がんばるし、その気持ちも嬉しいけど・・・・

弱気になって、子供になって、「うわーん」ってしたいときもありますよね


さわやか氏に診察してもらい初めの頃

彼の、

「かわいそうに」

の言葉を聴いて、帰りの車の中で泣いたことがあります

その頃は、卵巣欠落症状との戦いの真っ最中

欝気味になるし、体は、おかしいほど重いし・・・・・

でも、

がんばらないと!今自分は、がんの治療も終えて復活に向かってるはずだから

って、無理してた頃です

彼の言葉を頭の中でリピートしながら、車の中で泣きました

ずーっとがんばって、色々我慢していた心の中の何か

それの、表面張力が壊れて、一気に涙になってあふれてきました

泣けたお陰で、その後がんばれたんですよね・・・


この話、さわやか氏には、言ってません

「あのときは、ありがとう」

って、言いたい気もするけど・・・ちょっと照れますよね・・・・

本人には言えないのに、ブログに書いて世界に発信できちゃうって・・・

不思議だねぇ・・・・・



今日も読んでくれてありがとう!

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