最終の投稿記事が去年の8月になってる。
ブログは文字制限もないし、一番思いが伝わると思ってるけど、、
それほどにこの人は余裕がなかったのでしょう。
ちょうど去年の今頃、九州のあちこちに居る友人や叔母たちに会いに
九州行きを予定していたけど、あまりの忙しさと足を痛めたために断念。
今回、娘が大学の友人の結婚式に参列するのに福岡に行くことになり
これを機に便乗しないと、いつまで経っても踏ん切りがつかないので
諸々を放り出して行ってきました。
そして、電話で叔母と話していると、この5月で80歳になるという。
随分前に私の母が急逝した歳をはるかに越えてしまったとも。
歳を重ねての月日は無情にも早く流れ、4年前に大阪に来た時よりも
少し御婆さんになっていて、会える時に会っておかないととの思いも
ずっと抱いていたのも確か。
娘にも母のルーツや叔母たちの穏やかな優しさを感じて欲しかったし。
でも、梅雨なんです。(笑
先ず、新幹線で小倉に行き、新婦が用意してくれたホテルで一泊。
翌朝、結婚式から参列する娘を送り出してから、福岡在住のR姉さんが
小倉駅まで来てくれることになっていたので会いにいきました。
2、3年前に二人で京都に行ってより久しぶりの再会。
ランチを食べながら、とりとめのないお喋りをして、限られた時間の中で
精一杯の逢瀬です。
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北九州芸術劇場からの小倉城
R姉さんが一緒にホテルに戻ってくれて娘と合流してから再び小倉駅へ。
そして、R姉さんと暫しのお別れ、ミッキー頭の特急ソニックに乗って一路大分へ。
そう遠くない今度は、一人で福岡に行きます。R姉さん待っててね。
初めて九州に来た娘は緑が広がる車窓の景色に感動しきり。
大分で列車を乗り継ぎ叔母が待っているであろう佐伯の駅へ。
迎えに来なくていいって言うのに、叔父さんと一緒に待ってた。
そのまま、世界一佐伯寿司へと連れて行かれ、ささやかな夕餉。
叔母の家でゆっくりと過ごすことなく、朝から蒲江経由、阿蘇、別府への旅が始まる。
本当は叔母の家だけで過ごすだけで十分なのに何処かへ連れて行こうと
色々プランを考えていたようです。
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出発の前に叔父さんが手入れしているキーウイの棚を娘に見せてやりたかったので
車をぐるりと回ってもらい暫し撮影タイム。もう小さなキーウイが生ってました。
以前、私が来た時は豊作で数千個の収穫があり、趣味の域を越えて立派なものです。
80歳には到底見えない風貌はこんな日常から作られているのかもしれない。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150619/09/shop-hana/59/bd/j/o0550055013341499900.jpg?caw=800)
先ずは佐伯蒲江町へ。ここはご先祖様のルーツ。
海と空の境が分からないほど雨が降ってます。釣りバカ日誌のロケ地にもなっています。
佐伯市が招致して実現したそうですが、今は亡きスーさんもこの景色を見たでしょうね。
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蒲江にあるご先祖様の石殿と呼ばれるお墓。
キャノンの御手洗さんもこの蒲江の出身で、同じく石殿様式のお墓があります。
江戸時代に作られたものなので、この一風変わったお墓の石は近郷のものではなく
海を渡ってきたことだけしか分かっていません。
随分前に文化財に登録され、叔母のいとこである叔父さんが守っています。
先祖代々のお墓も隣接されています。娘はせっせと落ち葉を掃除していました。
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阿蘇を堪能する予定が、雨がどっと降ったり止んだりして相変わらずの梅雨空。
原尻の滝に寄り、吊り橋を渡るばーちゃんと孫。
私は昔から高所恐怖症で足がすくんで動けなくなるので写真だけ。
この二人、そんなに合ったことはないのに仲良し。
お喋りのばーちゃんの話すことをニコニコしながら聞く超外面のいい孫みたいな。
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阿蘇の外輪山。雨で煙ってます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150619/10/shop-hana/9b/8c/j/o0550055013341555982.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150619/10/shop-hana/7d/bb/j/o0550055013341555983.jpg?caw=800)
二日目に泊まった別府のホテルの窓から撮った景色。
着いた頃は雨で湯けむりと空が同化していたけど、夕方遅くには雨が上がり
湯けむりが映えています。
ホテルの売店で売り子さんに「今日は貸切ですね」と言われてびっくり。
そういえば、広いホテルの広い露天風呂にも人気(ひとけ)がほとんどなく
この梅雨の季節は毎年お客さんが激減するそうな。
泊り客としては、ある意味贅沢なことです。
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翌朝、地獄めぐりをしました。
これ、高校の修学旅行で見た記憶があります。
動画を撮ったのにYou Tubeにアップできなかったので渾身の一枚を。
其処此処でドイツ語、英語、中国語、韓国語、タイ語(多分)が飛び交っているのに
園内の表記は何故か韓国語だけ。
その昔は韓国の人が一番多く訪れていた名残でしょうね。
以前、明礬温泉に行ったときも韓国の人でいっぱいでした。
そして、全ての旅程を終え、お昼に別府駅から小倉駅に戻り九州を後にしたのでした。
4泊5日の短いような長いような旅が終わり、その夜から鼻水たらたらの体たらく。
大阪に戻って鼻炎復活かと思いきや、単なる風邪でした。さすがに疲れたのでしょう。
さて、今日からまた仕事します。