想像の更に非現実的なものを、妄想と呼ぶ
願望も含む想像も妄想

妄想すると、大体それはかなわない想像になると思う、経験的に

先日ある会である人に会った、仕事上の会です
その人とはメールで連絡は取っていたものの、実際に面と向かって合うのは初めてだった
いわゆるバーチャルとリアルと言う事になる

結果は、ちょっと失望

何故失望かと言えば、バーチャルの間、つまりメールでのやり取りの間は仕事ながらも、異性なのでそれなりに想像はしながら書いていた

実際に会うとメールとは比較にならない量の情報が入る
まずは容姿、特に顔

メイクは大事な要素だ

メイクは経過じゃなくて結果が大事であって、技術力と言うより感性の問題だと思う
自分が良いと思うメイクをしているはずだから

そのメイクに彼女は難があった

そして声

まだ若いのに声がおばさんだったのだ
これには相当がっかりした

もしかして顔は整形カナと思うぐらい、顔の印象と声のもつ年齢のイメージが違った
彼女は外国人なのでそういう声なのかなとも思ったが

顔の作りと声の低さかすれ具合のアンバランスさは致命的だったのだ

そして服装のセンス
これもかなりがっかりした

黒いコートを脱いだ下に、白のスパッツ
白のスパッツもあまり見た事がないが、白いワンピースの下から見える白のスパッツは全くナンセンスとしか言いようがない

かくして彼女への妄想は
現実の前にがらがらと音を立てて崩れ去った

勝手に妄想しておいて、勝手に崩れたのに文句を言っているわけだ

やっぱり反対のプロセスが望ましいね

つまり声を聞いたり容姿から入って、メール等で内面を確認する

妄想から入るのは危険なだけだな