あなた方の為に、私は この身を捧げましょう。
あなた方の役に立つのなら、私は喜んで この身を伐られましょう。
あなた方が感じるような 肉体の痛みは ありません。
同じ空間にいても 私の時間と あなた方が感じている時間は 違うのです。
( 木と私達は同じ場所にいても違う次元で生きているということ )
私も あなた方と同じように 心を持ち生きている。
この体いっぱいを使って 私は いつも あなた方に話しかけている。
日の光を浴び、私の葉が生まれ 育って行くこと。
風の音を聞き、その優しいそよぎを葉や枝で感じること
もしも 私のそばに小川があるのなら、
そのせせらぎの音を聞き、水面が眩しく光るのを感じること。
それが 私の喜び。
私に会いに来てくれる天使のお喋りを聞き、妖精たちと楽しく話をすること。
私の枝に休みに来た小鳥の可愛い歌声を聞くこと。
虫に私の力を与えること。
酸素を放出し、皆に命を吹き込むこと。
それが 私の喜び。
あなた方の役に立つのなら、どうぞ この身を捧げましょう。
あなた方の為になるのなら、私は喜んで この身を伐られましょう。
妖精や天使、小鳥や虫達に会えなくなってしまうのは 淋しいけれど
あなた方が私を必要とし、求めてくれるなら それが私の幸せなのです。
私には お気に入りの木がありました ←今は囲いが出来て会えなくなりましたが
私は、木は伐られるとき、痛くないのかな。
体で表現できないだけで、本当は凄く苦痛じゃないのかな、と ずっと気になっていました。
そんなある日、木からメッセージを もらいました。 これがチャネリングなのかしら。
きっと 私のお気に入りのあの木からです
そして あまりにも愛 溢れる木の心を知った時、涙が止まりませんでした。
木が最も哀しい事、それは 無意味な伐採
でも もし それをされたとしても 木は決して怒ったりしません。
それほどに 木の愛は大きいのです。
それらを大事に使うこと、これが木に対する私達に出来ること。
木は言います。 伐られても私たちは死んでいません。
だから木でできたものって温かいんですね。