シュート!Goal to the Future全13話が終了して1週間が経ちます。感想ブログも最期番外編です。最終回ですが普通に感想を書いても3年生である佐原と園田の2人については(例のあの場面も含めて)言及しないわけにはいかないのですが、私の今作の推しは佐原なので番外編として別で書くことにしました。作品としての感想としては前回で終了してますのでアニメの感想を読みたい方は読む必要はありません。そして感想といいつつ半分くらい妄想をナチュラルにぶっ込んでいますので御了承下さい。
最終回、掛川高校は全国出場を賭けた野間田との県予選決勝戦で負けてしまいます。私はまったく負けるという予想をしていなかったため最初は負けたことすら分からずに??延長戦とか??時間的にありえないし?と混乱していました。そして秀人達が泣いている事でやっと理解しつつも嘘?負けるんとかこの話そんなことあるんだという気持ちでした。もともと自分は普通に全国の切符を手にして作品として人気が出たら2期で全国大会やるという計画があるんだろうと思っていてその先入観が強すぎたからでもあります。放送後負けたショックでなかなか寝られなかったですがそこで「ああ、あたり前にそうなると思って深く考えてはいなかったけれど私は佐原が全国大会行くの見たかったんだ」と気づきました。誤解のないように言っておくと2期が見たいとは全然思っていません。けれど実際には見られなくても全国で闘ってる彼らがいる世界が見たかったのだと。そしてショックだった放送翌日から感想を見たり自分でいろいろ考えていくうちに掛高の敗戦は佐原というキャラにとって必要な負けだったんだと理解することができました。もちろん一番は今後も全国を目指していく主人公達のためにある敗戦です。もとも佐原達3年生は今の凋落した掛高サッカー部を象徴するように真剣にサッカーに向き合わずサボるダメな先輩として登場しました。これまでは練習試合がなくなっても休めてラッキーで自分がカッコ良くシュート決められばいい、試合に負けても「まあこんなモンっしょ。」と受け入れているようなキャラだった。最初1話の試合中も風馬がシュートにいくべき所を横取りして自分がカッコ良く出来る方をチームとして勝つ事よりも優先していました。でも真剣にサッカーが好きな気持ちに向き合い、真剣に勝とうとサッカーをして今回の決勝戦では負けて悔しくて泣いていた。佐原というキャラクターにとって負けて悔しくて泣くようになったという事がこの作品のなかで用意されていた成長だったのです。また彼らは試合終了時には自分たちが最期ではあっても自身はそこで泣くことはなく泣いて悔しがっている後輩達に声をかけ励ます側に回っていました。自分たちがダメにしたサッカー部をここまでのチームに立て直してくれたのが後輩達だと分かっていて自分たちが今しなくてはならない事も分かってるんです。この時観客席からは辞めてしまった2人の3年生が一番最初にねぎらいのことばを掛高にかけていました。
後は例のシーン、ロッカールームでの抱擁シーンですがこのシーンはもともと放送前のPVに入っていたため最終回にあることは想定されていて、このアニメがわざと狙ってこういうシーンを入れているということも分かっていた上で予想していなかったとても良いシーンでした。最初に見た時はロッカー広すぎないかと突っ込みくらいしかなかったですけど。もともとエコパの控え室でのシーンでハーフタイムではここに戻ってこないことは準決勝で分かっていたのため試合前に無かったので試合後だと予想できるのですが元々負ける事を考えていなかった自分には予想の候補にも挙がることはない、そして最高のシーンでした。しかし顔の作画については言われていましたがなんか一昔前でしたね(狙ってやってると思いますけど)。とはいえ毎回EDで同じような謎シーンを見せられていたのでどんな代物がきても耐性はあった。
そして思ったのですがこのシーンではすでに後輩達は着替えて外で待っているのに2人はまだ着替えてもいない。これは試合後は後輩達を励ましていた彼らですがまだ次があるこの試合が「はじまり」である後輩とは違い高校サッカーの最期だった2人。試合終了の挨拶や写真撮影などなどいろいろが終わって選手がロッカーに戻って試合の片付けが始まる中すぐに戻れずグラウンドを見つめて残っていたのかなと思っています。この作品のキャラたちは原作のキャラたちと違って自分がサッカーが好きなのかやりたいのか漠然として自分でも分かっていない子達が多く、それを成長して分かってく子達でした。でも当たり前だけど高校サッカーが終わりではないのでやっとサッカーの事「トーゼン大好きさ!」って分かったんだから「悔しくてやめらんねーっしょ」てなってずっとサッカー続けていて欲しい。外で待っている後輩達がみんなで「国立っしょ!」とか言うんだけどなにみんなも佐原のこと大好きなの?私も大好きだよーー!
後は最期の最期、引退する所までちゃんと描いてもらえて良かったですね。そこでも決して泣いたりせず泣いてる雨谷くんをまたお前はーって見守る最期まで先輩でした。引退したって言いながら明日も忘れて練欲しい欲しい。そして雨谷くんに俺昨日あんなに泣いたのに…ってあきれられてほしいです。なんかね佐原はね、もしも全国さらに国立まで行ってしまっていたら燃え尽きて国立に行ったことだけを自慢するオッさんになってた気がするんですよ。今までは進路だって多分真剣に考えてなかったと思う。だから進路を考え直してサッカー強豪の大学に行くために頑張って欲しい。そしてまだまだサッカーを真剣にやりたいなら神谷さんもいるんだし相談すればいいんだよ。神谷さんが掛高にいる間は教えてもらいにいったほうが絶対有意義なんだし。大学行ってもいつも来てお前は斉木さんかよ…って突っ込まれて欲しい。がんばって受験勉強して目標の大学に受かったらみんながやっと遊ぶぞーって喜ぶ中やっとサッカーできるって喜んで卒業までも目一杯サッカーやって大学でもサッカーやって下さい。その後はどうなんでしょうね。スピードのないスピードスタァがこのトンチキサッカーの世界でプロになれるか今の私には分かりませんけれど。
とりあえず最終回からの感想はここまで。あとは適当に言っておきたい備忘録です。
・今回のアニメはサッカーなのに11人揃わないのがあたり前という常軌を逸した流れだったのですが、もともと佐原達の先輩が引退した時(多分選手権予選で初戦敗退した時)の時点で10人になっているとするとそこから風馬と昴流が入部するまでは試合が出来ずにいた可能性もある。そして今まで対戦高には監督がいましたが掛高は多分監督はいなかった。磯貝先生の頼みで神谷さんに話がいったということになっているのを考えるとこの時までは昔の掛高と一緒で磯貝先生がいちおう顧問として名前だけはいるけれそ選手にまかせっきり、あたり前だけど原作のように選手の中に久保さんや神谷さんのような存在はいない。その中で過去の栄光を出されて凋落した言われる。3年生がサボるのはダメだとしてもモチベーションは選手自身だけの問題ではないのではとは別に擁護しようとかではなく最初から少し疑問には思いました。
・公式のキャラ紹介ページとOPでの描かれ方から掛川のメンバーに関しては主人公達3人以外では園田と佐原、GKの雨谷くんと並岡マネージャーに関しては少しは個々のエピソードがあり他5人はほぼほぼモブだろうと予想していました。そして良く見るとキャラ紹介では園田と佐原までは2パターンの顔も乗っているのでそう考えると今更ながらメインキャラではあったらしい。あと感想で佐原佐原と単体で書いていますがそこには園田もだいたい入っているのですけれど園田はそこまでダメな先輩として書かれてない感じがするんですよね。キャラ紹介ではサボって…って描いてあるけど直接的にはあまりなかったと思いますしキャプテンを辞めても精神的柱のままでいた(故意のハンドからのダイナミック退場もあったなぁと懐かしく思いながら)。なんとなく佐原に付き合ってあげてたように思えるので佐原は園田にもっと感謝しろって思っています。あと1回部を辞めた時の公園のシーンから園田はDFかと思っていましたがMFだった。守備的MFとかいう感じですか?決勝戦でも園田を残して全員上がれという作戦だったのでチームにとってはちゃんとキャプテンとしてまとめてくれていた存在でした。佐原については部に戻ってきた後は一年に紛れて一緒に嬉しそうにしていてたりムードメイカーになっているのが良かったです。
公式キャラ紹介ではもともといた3年の先輩のうち2人はのっていなかったので辞めるだろうし、佐原と園田はユニフォームではないのがいったんは部から離れることを示唆していたり、キャプテンと明記されている園田ではなく雨谷君がキャプテンマークをつけている事などストーリーが進むと分かるネタバラシのようなところもよかったです。最終的に11月中旬の決勝戦でもだれも学ラン着ていないのになぜか学ラン着ている佐原はいったいどこに出てくるんだ…(しかも反転なので合わせがおかしいという最期まで公式にあるまじき行為)。あとスピードスターという設定は作中に出てくることがあるのかと思っていたら最初はなんと合宿の時に寝る前にスピードスタァって言いながら寝たし、準決勝で「掛川のスピードスターとはこの佐原龍様のことだぜっ」と自分で宣言していました。まあそれもアホな感じがもともとのキャラ紹介からの予想通りで自分は大好きでしたけどね。とはいえ掛川のスピードスタァ様は秀人へのパスに間に合わないのですでにチーム内でもスピードが一番ではない疑惑がのこります。
最期になって書き殴りになってしまったのですが佐原は放送前の予想から割とそのままでさらに思っていたより良いエピソード満載で良いキャラだったと思っています。まだまだ推すから~!とだけ宣言して終わります。