いやぁ~、1か月ぶりのブログ。
無事に手術を終えて戻って参りました。
「我、完全復活!!」←某竜ではないですよ(笑)
 

 入院中は基本的に検査、診察、投薬以外にはすることがないので、いろいろと考えましたね。家族、友人、…そして仕事。特に、仕事に関しては、「自分はやりたいことを出来ているか」、「これから何をやりたいか」、「自分の担当していた業務は大丈夫か」などじっくり頭の中を整理出来ました。


 自分のやりたいことに関しては、学びを必要とするどんな立場や状況の人に対しても、目的や手段は多々あれど、自分に出来うる全力を以て支えていきたいとシンプルな思考になりました。そして、仕事をカバーして、支えてくれた仲間に感謝です。


 医者と患者はお互いを信頼していないと加療の効果は出にくいと主治医が言ってましたが、先生と生徒の関係も同じように感じます。最初は全く知らない者同士だから、互いの言葉すら信用できない状態では望む成果は期待出来ません。コミュニケーションを重ねながら、自分を知り、相手を知ることで、お互いの言葉や行動が心身に初めて浸透していくのです。信頼のパイプが出来ると効果が表出し始めます。ここが生徒を指導する上でのスタートラインに思えます。

  少しでも早く成果を求めるのは人情なので、手っ取り早くするためにひたすら勉強時間と問題量をかぶせて行きます。ある程度の一過性の効果は出ますが、テスト一回分が関の山です。次のテストはまた一からのスタート。目標達成までそれは続きます。まぁ、しんどいですよね。コスパ悪すぎです。塾としては楽でしょうけどね(笑) 

 

 一見遠回りに見えても、時間と量に頼りすぎないように、正しく基本を身に着ける学習「凡事徹底」の姿勢こそ成果の鍵と言えるのです。このすべきことを面倒臭さに負けて、勝手に省略するから成績が下がっていくのです。(中島)