加藤慎吾 Official Blog -5ページ目

アクトパスガーデン、終演!

去る7月15日、客演させていただいた、アクトパスガーデン #1『カット』が終演いたしました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました

少しばかり内容をご紹介すると、会場は銀座の雑居ビルにある小さなオフィス。そこで開かれた、とある会社の新事務所オープン記念パーティ。お客様は(演劇ではなく)そのパーティに招かれた、という設定で、立食形式で始まるや否や、クロークで殺人が起き、ドアは開かなくなり、携帯も通じなくなる。コ○ンや金○一少年に出てくるような密閉空間で、誰が犯人なのか!?パーティ参加者の間で
お客様を含め犯人捜しが始まる、というものでした。

舞台上と客席、というように劇空間が分かれておらず、同じレベルで、もちろん普通のオフィスの蛍光灯の下で、日常の延長に芝居が入り込むような、不思議な空間でした。お客様へ問いかけて答えてもらったりもして、でも毎回お客様が返してくださる言葉が違うので、キャストとしてもどう転ぶかわからない、非常にスリリングな経験ができました


お客様のスタンスもさまざまで、あくまで”演劇”として見る方もいらっしゃれば、一緒に犯人捜しをするような思考になり、キャストじゃない他のお客様のことを疑っていた方も


日常の中の非日常、演劇であり演劇でない、お客様と空間を共有した、普通では味わえない感覚がとても面白かったです。お客様にも同じように感じていただけていたら、幸いです。


んが、今回は3日間だけの短期公演だったのですが、実はものすごく疲れた公演でもありました。個人的に初めて経験する1日3ステージだったのです。つまり3日間で8ステージ。初日はゲネプロ+2ステージ、土日は13時、16時、19時の3ステージだったのですが、立食パーティー形式で、僕はそのパーティーの主催者という役どころだったため、お客様のご案内からずーっと立ちっぱなしでした。受付開始~開演までの45分+上演時間65分+終演後のフリータイム(お酒やソフトドリンクを飲みながらお話しできる)30分の、計140分。しかも、ステージ間のインターバルが40分という鬼設定で、慣れないスーツに硬い革靴ですから、毎日終わった頃にはふくらはぎが悲鳴を上げていました



脚が疲れているので横たわり休息中。
横はキャスト最年少の高見菜緒美ちゃん(タカミー)。
何してん苦笑

いい女風のタカミーと。
ねぇタカミー、チップ&デールのデールに似てない


キャスト勢揃い+脚本の土岐さん、演出の野坂さん(両端)で集合写真


あっという間に終わってしまったアクトパスガーデン。
色々とあったけど、出させていただけて良かった
改めて、アクトパスガーデンの皆様、共演者の皆様、スタッフの皆様、
そしてご来場いただいたすべての皆様、ありがとうございました

そして、終演日の7月15日は、黄金のコメディフェスティバル開幕までちょうど1か月。今度はそちらへ全力投球でまた1か月突っ走りますゾ~みなさま、どうぞめいっぱいご期待ください