私は服を嗜むことを趣味としている。
毎日服のことを考え、自分なりのスタイルを確立するために試行錯誤している。だが、やはり自分1人で考えられることは限られている。まして専門教育を受けたわけではない私は尚更だ。
そこで、日々情報収集に明けくれている。もっぱら使用するのはスマートフォンだ。SNSやインターネットの発展により、膨大な情報をこの手のひらサイズのデバイス1つで簡単に閲覧出来るようになった。多くの選択肢から自分好みのものを選択できるので非常に便利である。
そんな中でよく見るのが、「どんなスタイルにもマッチし」とか「合わせる服を選ばない」といった汎用性の高さを押し出す売り文句だ。確かに、所謂王道のデニムであったり、ブラックやブラウンといったベーシックなカラーで取り入れやすそうなバッグであったりする。しかし、それらはあるスタイルにおいて高い汎用性を示すのであって、別のスタイルにおいては取り入れることさえ困難なものであったりする。
ステッチの色がイエローでアメカジスタイルには馴染むがモードに着こなすには邪魔だなぁとか、色は使いやすいが素材がポリエステルでカントリーなスタイルには取り入れにくいなぁといったことは往々にしてある。
つまり、どんなものにでも馴染むものはないのだ。自分のスタイルを意識した上で取り入れる必要がある。
そんなことは当たり前だと思うかもしれないが、案外この言葉に引っ掛かって後悔することがあるので改めて記す。
その上で、今回「どんなスタイルにもマッチし」「合わせる服を選ばない」ベルトを購入した。
SOAK IN WATERのStandard Belt
きっと私の毎日に無くてはならないアイテムになっているでしょう。
