おはようございます。
Big Papaです。

昨日はあいにくの雨、いかがおすごしでしょうか。

昨日は、ジェリーズギターにiTunesに配信した曲をCD用にマスタリングしたものを持って
聞いてもらいに行ったりしてました。
ちょうどジェリーズが選ぶ

ロック名盤69
http://blog.goo.ne.jp/12mash/e/116d1fca72baf2e6b357dc30a7c8494b

を選び終わったところに、CD持ち込んだわけで。。。
なんとも勇気のいる話ですが、意外な感想も聞けたりして、よかったです。
配信してない曲やデモも入れたCDを持っていたんですが、中では
iTunes,Amazon,moraで配信中の

「スイートメモリーズ」


iTunes



の空気感と深みがとても気持ちがいい、思わず引き込まれて会話がとぎれちゃうよね、というありがたいお話。ライブでもいい空気感が出せるといいなあ。。。

そのときに流れで紹介してもらったジェリーズロック名盤の中の「Once Blue」というアルバム、やはりルーツ音楽をベースにしながら深みのある美しさにあふれた名盤。ノラジョーンズにDon`t know whyを楽曲提供したJesse Harrisと当時の彼女 Rebecca Martinのユニット。リラックスしたなかに何とも言えない哀感と美しさがあり、貴重。ご多分にもれず廃盤です。ジェリーズに急げ。

閑話休題、自宅スタジオの話。

ギターに夢中になりすぎて、近所から苦情が来るようになり、もう、防音にするしかない、
ということになった。もう、ちょっとでも音を出そうものなら昼間だろうとなんだろうと
ドアをたたかれたり、窓をどつかれたり、すごいことになってきたので、

「とりあえず、親戚のつとめているヤマハで防音にしてもらおう」

ということで、親戚価格で入れることにした。

・9畳の納戸を5.5畳のスタジオと前室にして、コンピュータ(MacG5:爆音)を前室に入れる
・ギターは壁掛け方式+8連スタンドに収納
・電源は200vをフローティングトランスで100vに落として給電(バランス転送)
・オーディオ関係は基本的に業務用の機器で構成(アンプ等)。

ばたばたで、入れた防音室。とりあえず入れてみて分かったのは、

・ものすごく静か。外からの音が全くないので、リスニングに集中できる。
・電源を200vにしたおかげで、
  オーディオの音の純度が飛躍的に上がった。
  コンピュータがまったく落ちなくなった。

デメリットとしては、こもったきりになってしまうので、家族から疎外されること。
それと、外でなにがおこっていても気がつかない。これは、結構大きいデメリット。

スタジオにしても、何年も、ただの防音室として使っていて、
録音に関してはそれほど熱心ではなかった。
これは、ひとえに求めるクオリティーに達することが難しかったせいなんだけど、
MacはMac book proになり、ロジックもアップルに買収されて安くなったりしたので
一応いれたりしていた。
ある日、DIgi 003Rack というプロ用のオーディオインターフェイスが格安でならんでいたので、
衝動買い。

これで、録音したもののクオリティーがぐっとあがり、やる気は300倍位に。
次いで、Tubeのマイクアンプを入れて、ほとんど納得できるレベルに達した。
極めつけはWavesのプラグイン。これのリバーブとコンプは挟むだけで商品レベルまで録音のレベルを上げてくれる。これは「ずるい」と思った。

というわけで、最後の方は駆け足で自宅スタジオの環境整備の話になったけれど、
一番大きかったのは、曲作りのときに、「一期一会」方式を導入したことだ。

・基本的に一度しか弾かない。
・ガイドのクリックは鳴らさない。基本、ギターと歌は一発で録る。
・コンプとリバーブはかけた状態で録音時にSony MDR-CD900STで
 モニターしながら演奏する。録音後にいじらない。
・録ったあとは最初にバランスを録る以外にはフェーダーはいじらない。
 ダイナミックスは演奏で調整する。

全て「一発勝負」を基本とする。そのための環境整備。
いい音の楽器もそのために存在する。

中途半端なものに囲まれていると、いつまでたっても曲作りに集中出来ない。
特にオーディオインターフェースはプロ機を選ぶべきだし、マイクアンプはへぼでも
入れた方がいい。WavesのプラグインでR-VerbとR-Compは必須。これでとりあえず
適当にとっても「いい音だね」って言われるレベルはクリア出来る。

後は歌と楽器の腕。こっちが問題なんですが。
次回は楽器の話。

お楽しみに

<ライブ情報>

4月21日 19:00より要予約

お好み焼き ころんぶす
【 石川町北口駅前店 】 〒231-0025 横浜市中区松影町1-3-7 ロックヒルズ1F Tel & Fax : 045-633-2748
http://www.k2-inter.com/okonomi/

OKONOMIYAKI meets JAZZ & BLUES