庄内平野の田んぼに水がはりました

朝日が水面を照らしてキラキラ

気温もどんどんあがって毎日平均して15度以上

山菜と孟宗の季節です



こちらは赤ミズ(青ミズもあります)

葉の方からポキポキと折りながらスジを取ります

昨年は山菜も、そして孟宗がとにかく不作で

毎年食べきれないほどいただくのですが

ほとんど食べずに終わりました

それだけに今年は待ちきれなかった旬の孟宗

昨日、今年初の地物を孟宗汁(もうそうじる)でいただきました

孟宗汁は味噌と粕がベースのお汁

具はそれぞれですが、孟宗、しいたけ、油揚げが我が家の定番

豚肉を入れるとコクが増します


庄内で孟宗のメッカといえば鶴岡市湯田川(ゆたがわ)地区

赤土で粘土質の土壌は孟宗竹の生育に好条件だと言われています

この時期になると、湯田川の直売所では朝採れの孟宗を求めて

遠方からもお客さんがいらっしゃいます

山菜も孟宗も、そのままでは食べられない山の恵み

人の手をかけ、しょご(処理、始末、という意味かな・・・庄内弁(一部地域)です)してはじめて

私たちの口に入ります

その手間が食のありがたみと美味しさを倍増させます

東京にいたころ、季節を感じるのは街のデコレーション、気温、桜、でした

庄内にいると、風の向き、湿度、霜、土の香り、残雪、田んぼ・・・

そして旬の食材たちが季節の便りを運んできてくれます

庄内の自然の恵みに感謝!

庄内に遊びにいらした方にもぜひおいしい庄内を満喫していただきたいものです