「完璧にしなくても克服できたというお話。この考え方はとても大事だと、私は思います」

と語るのは甲斐 由美子さん。
続きを読んでみましょう。
(内海聡医師のfb記事をシェアした記事です)

内海 聡
筋ジストロフィーは、「糖鎖の異常が原因である」と、東京都老人総合研究所が発表しているが、ここで一つだけケースレポートを紹介しよう。この娘さんのお父様は、糖鎖の重要性を認識され治療に取り入れられ難病治療に取り組んだ。許可をいただきその経過を簡単に記載する。

娘の筋力が衰え始め、筋ジストロフィーと診断されて思った事は、5歳までは普通でした。先生からは「治らない」とはっきり言われました。さらに「年々状態は悪化する」と言われたのです。5歳まで普通だったって事は元に戻せる方法があるんじゃないのか?といろいろ情報を集め出しました。過去に娘を不健康にさせる要因があって、それが原因で発病したんならそれを改めれば元に戻るんじゃないのか・・・そんな思いでネットを検索していた頃に「糖鎖」を知りました。

娘の病気を治したい一心でいろんな本を読みました。糖鎖に関する本、免疫に関する本、ビタミンに関する本、漢方薬(中医)に関する本など。読んで気が付いたのは全てが正しくて必要だけど、1つでは何にもならないという事です。免疫力低下に腸の汚れが原因だという本、腸を綺麗にしないと免疫力が上がらない事は理解できました。でもそれだけでは難病は治りません。ビタミンを摂ると免疫力が上がる。確かにビタミンは必要だと分かった。でも、それだけではダメな事も分かった。難病を治す上で糖鎖が正常に働く事は必要不可欠、でもその後に異常をやっつける免疫力が弱いと意味がないのです。その為に腸を綺麗にし免疫力を維持する体内環境も必要、でも腸が綺麗でも肝心なビタミンが身体に入ってこないと、免疫力は上がらないのです。難病に勝つには全ての総合力が必要で、1つ欠けると意味が無くなり負けてしまうのです。

筋ジストロフィーは血液検査でCK値が極端に高くなるのが特徴で筋肉細胞の破壊に比例し、高くなります。 娘は当時(発病を知った4年前)CK値が6000を超えていました。通常は300程度までですが、個人差もあるようです。

2006/11/21 → (CK値:6052)
2007/11/09 → (CK値:3504)
2008/02/01 → (CK値:2528)
2009/04/30 → (CK値:1973)
2010/04/06 → (CK値:641)
2011/11/14 → (CK値:131)
2012/10/30 ⇒  (CK値:88)(正常値のど真ん中)

筋ジスが進行し、筋肉細胞が破壊され、筋肉量が減ってもCK値が下がるみたいです。でもその場合通常は、歩けない状態か寝たきりのように、以前より動ける状態が必ず悪くなります。しかし、娘の場合は逆に走れるようになったり、飛び跳ねる事ができるようになり、乗れなかったコマなし自転車が乗れるようになっている。自分で立てなくなったけど、今は普通に立てるようにもなってる。少しずつ、1つずつの変化を見ていきながら感じた事は、筋ジストロフィーは多くの疾患の集合体だということでした。1つの病名でも1つの原因からではなく、いろんな原因が重なって発病し症状として筋肉の細胞が壊れていってる事を感じました。もしかしたら、筋肉の細胞を犠牲にする事で、自分の身体を守ってるのかも・・・と思いました。「治せる!」と感じました。諦めずにここまでこれたのも、その実感のおかげだと思います。

娘に行った事として禁止事項に、動物のお肉は食べない事、最初の1ヶ月間は魚も禁止、お菓子類は食べない、麺類は食べない、白砂糖禁止(黒砂糖はOK)、牛乳やヨーグルトは禁止、トランス脂肪酸の禁止(オリーブオイルに代えました)、コンビニ、ファーストフードで売っているものは食べない、ハム、カマボコ、冷凍食品などの加工品は食べない、水道水は飲まない、身体を冷やさないなどを心がけました。また積極的に行った事として、緑黄色野菜をたくさん食べる、豆腐・豆類をたくさん食べる、果物をたくさん食べる、発芽玄米(有機のもの)を白米に混ぜる、ミネラルをたくさん取る、わかめ、もずく、プルーン、サプリメントを多めに取る、汗をかく(ゆっくりお風呂で)、リンゴ酢を浄水で50倍に薄めて500cc毎日飲む、身体を温める(腹巻して寝る・冬は湯たんぽも)などをしました。

これをみてあなたはどう思うだろうか?これは総論で書いている医学不要論の治療そのものである。治療と呼ぶためには少し徹底差が足りないのだが(黒砂糖もダメだし白米も避けるべき)、しかしどの医師の手も借りずにこの方が行った方法は立派なものである。医師が見放した難病に対して、本来の生物の治癒力をイメージして、生命の輪を重視した結果である。更に精神の輪を重視して方針に組み込めば効率は上がるであろう。これは結局生命に関する道理そのものなのである。この結果は誰かがもたらすとかいうものではなく、更に言えばことさらにこの本で強調することでさえなく、人類の歴史の中で生物の歴史の中で、永遠に繰り返されてきた真の治癒という物語なのである。

https://www.facebook.com/y.kai1/posts/889448214433421?pnref=story

【出典】
肉の次にぼくがやめたのものは牛乳・乳製品でした。
牛乳のプリン体含有量はゼロ。チーズもごくわずか。ヨーグルトはわからない。
だから肉をやめた当初は食べていました。チーズをね?大好きだったから。
でもね、いろいろと調べていくうちに、プリン体うんぬんではなく、
牛乳・乳製品は体に悪い、つまり、
牛乳・乳製品は不健康食品である
ということがわかってきたのです。
それでやめたのです。もちろん糖尿病の原因食でもあるのですね。
糖尿病治療中の方も、当然摂取しない方がいいですね?
ぼくは痛風にかかったことにより、大好きだったチーズからも決別できて
本当によかったと思っています。
(牛乳とヨーグルトは好きじゃなかったからほとんど摂取しなかった)

牛乳・乳製品については、奥津典子さんの言葉を引用いたします。

(前略)実は、これ(乳製品)は現在非常に増えているアトピーなど
肌のトラブル、鼻炎など呼吸器のトラブルの主原因です。
乳製品は、伝統的に乾燥した地域で食されてきたもので、湿度の高い
日本では、すぐに体がむくんでだるくなってしまいます。
他に知っておいていただきたいのは、乳がんの主原因であることです。
牛乳や乳製品を今ほど摂らない時代には、乳がんはこんなに
一般化しませんでした。最近は男性も乳製品を多く摂るので
少数ですが男性でも乳房がふくらみ、年数がたつと乳がんに
なる人が出てきています。
白血球の異常増加、リンパ腫、糖尿病、肺がん、胃がん、
白内障や緑内障の大きな原因でもあります。肥満の原因にもなりますが、
腸をゆるめ、活力を減退させます。痔やぜんそく、子宮筋腫も生みます。
精神的には強いうつ症状と、意欲・記憶力の低下、倦怠感を招きます。
依存心が強くなり、社会活動への意志が弱くなります。今、若者の
ニートなども問題になっていますが、子供たちに乳製品をこれだけ
すすめていては、どうにもならないのではないかと思います。
(中略)
なお、糖尿病1型に関しては、最近は医学的な見地からも幼い頃の
牛乳(極陰)の摂りすぎが原因である、または、乳幼児期に
牛乳たんぱくの回避が重要であるとする論文などが発表されてきています。


ということで、牛乳・乳製品と決別することは、糖尿病だけでなく、
乳ガンを始めその他の深刻な病気にかかるリスクをも減らすことになるのです。

【参考ブログ】牛乳はこんなに身体に悪い(6)
http://ameblo.jp/sarujiedesu/entry-10005373832.html

【出典】
本当に怖い低血糖症
http://plaza.rakuten.co.jp/shokuikublog/diary/200807100000/


 

テーマ:糖尿病(977)
カテゴリ:糖尿病について


粉食よりも粒食、粒食でもたとえば米ならば白米よりも玄米の方がよい、
ということはお分かりいただけたと思います。
さらに、玄米でもずっと血糖値を上げない食べ方があるというのです。
ぼくはやった経験がないので、甲田光雄医師に登場していただきます。
以下、太字部分が引用です。

『玄米めし』を患者さんにすすめている指導者もおられますが、
それによると『白米めし』を食べているときより、血糖値の上昇が
少し抑えられるということです。
やはり、玄米めしの消化吸収が白米めしよりゆっくりで遅くなるため、
血糖値が白米めしのときより低くなるのです。その理由もよくわかります。
それでは、同じ玄米でも生で食べた場合はどうなるか?
米のエネルギー源は澱粉ですから、これを食べると腸管内で分解され、
ブドウ糖になって吸収されます。
だから、食後に血糖値が上昇するわけです。しかしこれは米の澱粉を
加熱して、α澱粉にする必要があるのです。
生米ではβ-澱粉ですが、このβ-澱粉は人間の消化器官で分解消化
することができないのです。生米を食べても、それを小腸で
ブドウ糖にまで分解できない。そのため、生米は小腸を素通りして
大腸に入ってしまうのです。
だから、生米は消化が悪いから食べるなと言われてきたではありませんか。
このため、生米を食べると食後の血糖値上昇は白米めしのときより、
はるかに低いのです。生玄米の中にわずかに存在するα-アミラーゼの
働きで、生玄米中のβ-澱粉が分解されますから、それによって
生じたブドウ糖だけは吸収されますが、ごく少量です。だから、
食後の血糖値上昇も低くなるのが当然です。
そこで、小腸を素通りしたβ-澱粉は大腸の中で、今度は腸内細菌によって
分解されるのです。この場合は発酵です。
その結果、短鎖脂肪酸(錯酸(さくさん)とか酪酸、吉草酸(きっそうさん)、
それにプロピオン酸など)になって、これらが腸壁から体内へ吸収され、
エネルギー源として使われるのです。
この場合にはブドウ糖ができないから、血糖値の上昇はあまりないのです。
その結果、生玄米を含む生菜食では血糖値が目に見えて低下してきます。
だから、それまでどおり、血糖値を下げる薬を服用しておられる方は、
低血糖症になる危険があるのです。
そこで、血糖降下剤は中止しておく必要があるわけです。

 

生玄米食の実践に関しては、血糖降下剤を服用している方、
インスリン注射をしている方は自己流で行わないで下さいね?

最後に甲田医師の言葉です。

 

【元を断たなければ、永久にインスリンを打ち続ける生活をしなければなりません】
少食療法で糖尿病は簡単に治る
糖尿病は不治の病といわれていますが、全然そんなことはありません。
実際は簡単に治りますし、現実に何年にもわたってインスリンの注射を
打っていた人でも、私のところに来て治った人がいます。もちろん、
それからは現在までインスリンの注射もせずに元気いっぱいです。
糖尿病の基本的な原因は栄養の取り過ぎです。
それは西洋医学でも同じ考えです。栄養の取り過ぎでインスリンの製造が
間に合わない、あるいは、栄養の取り過ぎが長期にわたるために、
すい臓が疲労して、インスリンの製造能力そのものが落ちてしまった
と考えられています。
ですから、糖尿病を治すためには、まずカロリーの取り過ぎを抑える
必要があります。後で詳しく述べますが、西洋医学の食事療法でも、
カロリーの取り過ぎに注意をしていますが、その量ではまだまだ多過ぎるのです。
ほんとうは人によっては、もっと減らす必要があるのですが、
西洋医学ではそれができない。現代栄養学というものが邪魔をしているのです。
現代栄養学では、健康生活、体力を維持するためには3大栄養素を合わせて、
ある一定量以上食べなければいけないという先入観があるため、
糖尿病患者であっても極端な少食療法を取れないのです。
そのために治るものも治らないのです。


(ここで言及している糖尿病とは、2型糖尿病のことです)

次回は、糖尿病予防のためにも、糖尿病治療のためにも摂ってはいけない、
というある食品のことを書きますね?きっと多くの方がびっくりすると思います。

「え~~~!うっそ~~~?」

「それって健康食品じゃあないの?」

などなど・・・・。

【出典】
少食の実行で世界は救われる
http://plaza.rakuten.co.jp/shokuikublog/diary/200807090000/