京都工芸繊維大学 植物分子工学研究室 (北島佐紀人G) -2ページ目

京都工芸繊維大学 植物分子工学研究室 (北島佐紀人G)

私達の研究室では、植物の機能を分子レベルで解き明かし、その成果を地球環境の改善に役立てることを目指します。

〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎御所海道町
国立大学法人 京都工芸繊維大学 工芸科学研究科 応用生物学部門 植物分子工学研究室

ずっとこのブログを放置していましたが、久しぶりに書き込みます。

 

リンク先は、研究室配属のための北島グループ紹介ビデオです。京都工芸繊維大学応用生物学課程の2022年度の3回生向けに作成しました。1年前の映像ですが、もし学外の方で進学を考えている方がいれば参考になるかもしれません。

 

 

(京都工芸繊維大学応用生物学課程の2023年度の3回生向けには、別途紹介映像を用意します。)

 

北島佐紀人

メチル基供与体の S-アデノシルメチオニン(AdoMet)は、メチオニンアデノシルトランスフェラーゼ(MAT)によって合成されます。


本論文では 、MAT の翻訳後修飾や蓄積量の調節について研究されました。
その結果、MAT が Calcium-dependent プロテインキナーゼ (CPK28)にリン酸化されることがわかりました。

そして、リン酸化された MAT は 26S プロテアソーム経路を介して分解されることが示唆されました。


原著論文;
Calcium-dependent protein kinase CPK28 targets the methionine adenosyltransferases for degradation by the 26S proteasome and affects ethylene biosynthesis and lignin deposition in Arabidopsis


文責; 今村