こんばんは😊
ご訪問、有難うございます。
京都の夏の始まり、
鴨川の床が出たらとか、鱧を食べたらとか、人それぞれですが、私はやはり祇園祭前祭の山鉾巡行を挙げたいです。
6月になると祇園囃子のお稽古が熱を帯び、京都人は祇園祭を思って何やらソワソワしだします🤭
7月1日の吉符入りを皮切りに一ヶ月にわたる行事が始まります。
そして、第一のクライマックス前祭の山鉾巡行と共に、たいてい梅雨明け宣言され、「夏が来た〜!」っと感じるからです。
7月17日、無事に前祭の山鉾巡行(9基の鉾と14基の山)を終え、八坂神社の御祭神、素戔嗚命、櫛稲田姫命、八柱御子神、三柱の神々がお遷りになった神輿が氏子の暮らす街を通って厄を払います。
山鉾巡行が祇園祭のメインだと思われがちですが、神幸祭及び神輿渡御が大事な神事であり、きらびやかな鉾は神輿の通る道を浄化する露払い的役割なのかも🦆
10日に神用水で清められた神輿は八坂神社の舞殿に鎮座して巡行の日を待っておられました。
15日宵々山の夜、暗闇の中三柱の神々は神輿に遷られます。
そして17日の夜、氏子の街を練り歩いた後、神輿は24日の還幸祭までの1週間、神輿は四条寺町にある御旅所に置かれ、氏子と共に過ごされます。
今年は鶏鉾の車輪の一部が割れ、巡行不能で引き返す事態となる大きなアクシデントがあったにも関わらず、無事巡行を終えることができたということを書き残したいと思います。
慌てず騒がず、後続の山鉾が鶏鉾の横を通り抜け、特に大きな鉾を操る作事三方(手伝い方、大工方、車方)の活躍は目をみはるものがありました。
あのような高く不安定な鉾を操るのは、並大抵な技術ではなく、なかなか見られることがないけれど、脈々と受け継がれた技を見た気がしました。
また、鶏鉾がそのまま逆向きに帰ってゆく時も、壊れた車輪の部分を補強し、鶏鉾の関係者だけでなく、他の方々もが手伝っておられたのを見るにつけ、競うだけでなく、いざという時には一致団結する姿に胸が熱くなりました。
大きなトラブルではありましたが、怪我人が出なかったことが何よりも良かったです。
長い年月の間にこうしたことがあっても当然です。これを機会に、また各山鉾が点検し、安全な巡行の為のノウハウを積んだ良き機会であったと思いたいです。
さて翌18日、八坂神社は一時平穏を取り戻していました。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240719/01/shokot-do12/4a/5b/j/o1080056015464714086.jpg?caw=800)
母の第一短歌歌集のお祝いとして下さった粉引平茶盌「雪炎」で、お薄を一服頂きました。
そして最後は、玄関の設え。
八坂神社で頂いた祇園祭のうちわを飾りました。
寒暖差で早くも夏バテした私ですが、ジム通いと美味しいもので体力をつけ、酷暑を乗り切りたいと思います。
皆様体調に気をつけて、良き夏をお過ごし下さいネ😊