もぎ関で、読売演劇大賞男優賞にノミネートされたことを、のんちゃんの口から聞けて嬉しかった( ´͈ ᵕ `͈ )♡
来世でも選ばれないくらいの賞だと…
プレッシャーを感じてますと言う言葉に
のんちゃんの謙虚さと
この賞をいただけた喜びが感じ取れて、
聞いててこちらが幸せになったよ。
改めて
のんちゃん、読売演劇大賞男優賞にノミネートおめでとう！！
ノミネートの時点で優秀賞が決定だそうなので、
のんちゃんの男優部門の優秀賞が決定ですね。
人間国宝の仁右衛門さんと一緒に名前が載ってる時点で、俳優として光栄なノミネートですね✨
錚々たる方々の中に並んでノミネートされただけでも嬉しくて仕方ないのに、記者さんからの評判も良く素敵な記事を書いてくださる方がいて、更に嬉しい！！！
願わくば、新人賞とかに選んでいただけたらいいなと密かに願ってる毎日です。
全身全霊を注いで、体を張って挑んだメリック役。
舞台前の雑誌のインタビューで
粉骨砕身で挑む。
娯楽エンタメがどれだけ人に勇気と生きる力と笑顔を生むのかっていうのを思い知った。
足を運んで生で観ること、肌で感じることの楽しさと幸福感を感じ取ってもらえるように頑張る
と答えてたけど、そう言った通り全力で有言実行したのんちゃん。
自担として誇りです。
今までの台本を全て捨てて挑んだって小ゴトに書いてたけど、そこまでの思いでやり遂げた訳なので、名誉ある賞にノミネートされて、その思いで挑んだことが報われて本当に嬉しい。
でも…
台本全部って全部なのかな…
私、のんちゃんの初座長公演モールスが好きで好きで、愛してやまない舞台なので。
本当にこのモールスの台本も捨てたのかなぁとずっとずっと気になっていて。
これだけは残してて欲しいな。
今新しいジャスミンさん増えて、モールス観たことがない方がたくさんいるから、
私の大好きなモールスのことを少し紹介しようかな。
１９歳ののんちゃんが演じたのは、
１２歳のオスカー。
複雑な家庭環境で育って、
いつも友達からイジメを受けていて…
「ぼくのともだちになってくれない？」
って書いてある横に寝ているのんちゃんのグローブ座の大看板を見た時点で切なくて泣けた
連れて帰って抱きしめたいと思うほどの
儚いのんちゃんのオスカー
この淡くて消えてしまいそうな切なさが
今この写真を見ても心臓が苦しくなるほど。
別居する両親、
実はゲイのパパ、
お酒に溺れるママ、
さらに学校では酷い虐めを受けている。
舞台の始まりは、裸でプールに沈められて
「豚、豚」
とののしられているシーンから始まる。
最初から衝撃だった…
なので、エレファントマンでのお風呂のシーンを見た時にモールスを彷彿とさせた。
そんな過酷な状況の中出会ったのが
謎の美少女エリー。
オスカーはエリーに惹かれていくんだけど、
実はエリーは若い人の血を吸いながら若さを保っている吸血鬼。
エリーの父だと思ってた人は、
実はエリーの為に人殺しをしてエリーに血を吸わせてる人。
エリーの為の猟奇殺人あり、
オスカーへの酷いいじめあり、
複雑な家庭環境のオスカーはどんどんエリーに惹かれていき…
最後はエリーが、
オスカーをプールに沈めるいじめっ子の首を切って、オスカーを助ける。
オスカーは大きな箱にエリーを入れて、電車で旅に出るというラスト。
エリーと一緒に旅に出たオスカーの未来は、
暗く苦しく絶望しか待っていないはず。
でも、舞台ラストは箱の中に入ってるエリーと
オスカーがモールス信号で会話するんだけど、
オスカーは幸せそうな顔で、未来を見つめて終わるというのがラストシーン。
オスカー逃げて、幸せな未来は無いよと言いたいんだけど、今が幸せならいいのかなとか…
観劇する人にゆだねられているラストだった。
エレファントマンのメリック役も体を張ったお芝居だったけど、
モールスもラストのプールのシーンは
1分か2分くらいかな。頭までプールに沈められてて
息を止めてて、毎回大丈夫なのか心配で。
髪の毛を乾かす間も無くラストなので、
ビショビショの髪の毛にキャップをかぶってるだけだから、風邪引かないかなとかも心配で。
こんな難しい役を演じたのんちゃんに驚いたし、
心を奪われてしまった。
舞台を観て、これほど心を奪われたことは初体験なので、モールスは私にとって大切な大切な舞台。
このモールスを演じたことで
エレファントマンに繋がったよね！！
せめてモールスの台本だけは大切に持ってて欲しいとそっと願ってます。
そうそう、モールスの脚本は瀬戸山美咲さんなんだけど、読売演劇大賞の演出家賞を受賞されている。
受賞式で、のんちゃんは瀬戸山さんにお会い出来るのかな。
立派になったのんちゃんに声掛けてくださるかな。
またその時のことを教えてもらえると嬉しいな。